
8/20(土)「復興へ立ち上がろう福島」として、今年も須賀川市釈迦堂川全国花火大会は開催されました。
会場には、丸テーブル席(定員4名)の有料観覧席が準備されており、今年は、購入代金の一部を義援金とし、10,000円で前売券が販売されました。この券は既に完売となり、当日券を買い求める客で行列ができていました。

毎年、観覧客でいっぱいに埋め尽くされる未来大橋。今年は東日本大震災で被災した方々に少しでも元気を取り戻してほしいという気持ちから、橋を封鎖し招待席が準備されました。


橋が封鎖されることから、今年はロックタウン須賀川側の通りにも屋台が30ほど設置され、準備で大忙し!


震災の影響で須賀川市役所が被災し、街も建物が倒壊したり、被害を受けた地域が沢山、原発の風評被害で農業へも大打撃を受けました。
この花火大会は、復興への想いから実行委員会のみならず、志願いただいた花火サポーターのみなさん、そして各関係スタッフのみなさんの力が一つになり、開催へと準備が進められました。
たくさんの方々から応援メッセージをいただき、実現した「みんなでつくる花火大会」、須賀川の夜空にドーンっと“元気と勇気”の花火を咲かせました…
身体に伝わる振動で更に迫力を感じながら、見上げる夜空に復興の光は煌びやかに舞い、輝いていました。
歌手の長渕剛さんや多くの皆さんからいただいた応援メッセージはこちらでご覧いただけます。
http://www.city.sukagawa.fukushima.jp/hanabi/
また、須賀川市では毎年行われている「松明あかし」の開催を目指し、頑張っています。「松明あかし」は鎮魂、慰霊から始まったお祭りであり、実現に向け前向きな姿勢を見せています。