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2014.10.07(火) 17:05 取材記事(教育旅行)長野県立更級農業高校が川内村といわき市で修学旅行を実施!

地元農家の方の講話

水田で説明を聞く

集合写真

左から酒井さん、荒井さん

 長野県立更級農業高校の2年生145名が、平成26年9月24日から26日までの2泊3日の日程で修学旅行のため川内村といわき市を訪れました。
 同校はこれまで沖縄県で修学旅行を実施していましたが、被災地の復興を肌で感じ、そこに暮らす人々から学びたいという思いから、本県など東日本大震災の被災地を訪れることにしたということです。
 川内村に修学旅行生が訪れるのは震災後同校が初めてで、生徒たちから昨年の文化祭で川内村の野菜を販売したときの売上金が義捐金として遠藤雄幸村長に手渡されました。
 取材に伺った25日は、生徒たちは遠藤村長や地元の農家の方からの震災当時の状況や復興に向けての取組などの講話に熱心に耳を傾けていました。その後、地元の水田やレタス等の完全人工光型水耕栽培工場「KiMiDoRi」を訪れ、放射線の検査や最新式の栽培方法について説明を受けました。
 修学旅行実行委員長の荒井葵久恵(きくえ)さんは、「事前に調べたことだけではなく、川内村に来て初めて分かったことがあった。学んだことを帰ってからしっかりと伝えたい」と真剣な表情で語ってくれました。
 修学旅行副実行委員長の酒井芽美(めいみ)さんは「被災地の状況を知らない人たちに正しく情報を発信していかなければならない。事前学習で震災について勉強してきたが、被災地の復興の姿を実際に自分の目で確かめて学びたい」と話していました。
 翌26日は、生徒たちはいわき市を訪れ環境水族館「アクアマリンふくしま」や「いわき・ら・ら・ミュウ」を訪れました。

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