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郡山浜路街道しぶき氷

湖上のしぶき氷
湖上のしぶき氷

毎年、1月中旬から2月末日辺りまで出現する飛沫による氷の造形。
猪苗代湖周囲は、約60km程ある。その全ての湖畔が凍り付く訳ではない。
西北風がまともに吹き寄せる場所だけに発生する現象なのです。特にしぶき氷としての知名度が高いのは、R49沿いにある天神浜の湖面突端周辺。そして今回撮影した郡山市側浜路街道湖畔となる。(猪苗代湖は、郡山市。猪苗代町。会津若松市。の3市町に分かれている)



 「湖畔の人気者」
猪苗代湖は、しぶき氷があっても湖面が凍結する事はありません。
しかし、浜辺は打ち寄せる波と風により氷の壁で覆われている。そこで羽を休めているのが、白鳥とカモ類です。各浜辺に群れているが、志田浜だけでも数百羽滞在している。

時折パン屑などあたえるのですが。顔馴染になったのか?私の手から啄みます。こうなると可愛いものですね!もちろん、白鳥にも手渡しです。今年も元気なのが、羽が傷ついて飛べない白鳥です。もう4年ほど観察していますが、これが又元気なんです。

自然の渡り鳥は、3月下旬まで見る事ができます。
中には、帰りたくても帰れない白鳥もいます。
四季折々に湖畔散策が楽しめます。

湖畔の人気野鳥たち
湖畔の人気野鳥たち

しぶき氷の造形は、自然の風と氷点下マイナス5度以下がもたらす創作物でもある。その元となるのが、飛沫が着氷する台座である。その代表格は、人工テトラだったり岸辺の岩場や土手の樹木となる。

長年観察していて、面白い事に気が付きました。
人工的な台座を置いて、華麗な作品を作ろう実験したがあまり面白くなかった。岸辺のテトラや大岩では透明感が無く一度見ると飽きてしまう。細い樹木(草木)程、陽射しが通りやすく色艶がいい。よく内部を見てみると、氷に閉じ込められながらも、何と!内部には緑の葉が見える。もうすぐやってくる春が待ち遠しいでしょうね。
岸辺に打ち上げられた、流木が素晴らしい造形美を見せる事もある。
樹木の肌がすべすべなので、着氷した氷もスベスベ。

大自然の創生
大自然の創生
若葉も閉じ込められている。
若葉も閉じ込められている。

「偶然見つけた白鳥の舞」
「水滴の造形」
 時間を経過して、着氷した滴がしたたり落ちた滴が折り重なると、すごく綺麗な造形となる。まして台座の下が水面ならこれまた最高の色彩となる。つまり、斜光によって透明感がありなによりも生き物のように見えるからである。

今回の散策では、まるで白鳥が群れあって会話しているかの光景に出逢いました。その幾筋もの滴が最高の美でした!!

※冬の岸辺散策。写真撮影では必ずスベリ難い長靴着用が必死です。
何処かのカメラマンみたいに、通勤途中に立ち寄ってはダメです!氷った石を踏み外して、湖水にボチャン!お陰様で、あっという間に革靴は凍りつき足元は真っ赤で感覚無”最悪でした。

しぶき氷白鳥の舞
しぶき氷白鳥の舞
滴氷の造形
滴氷の造形

「あったか湯治」
猪苗代地方は、手打ち蕎麦と湯治温泉が人気です。
R49線上戸信号機傍には、三四郎そば屋がある。
一番粉使用で上品な味わいが人気です。
詳細はTEL:0242:66:3460

湯治湯なら、昔から療養温泉として知られた「沼尻温泉のんびり館」をお勧めいたします。安達太良山麓沼尻鉱山跡から湧き出る源泉かけ流しです。
詳細はTEL:0242:67:1268

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