南岸低気圧にしてやられた翌日。
週末に中止になったバックカントリーツアーのリベンジのつもりだったんですが、コテンパンにヤラレてきました。
バックカントリースノーボード
http://moku2-outdoor.com/bc-snowboard.html
今まで何十回と登っている山だが、この日は自分史上最強最悪。
まるで洗濯機の中にいるようにコロコロと変わる風向き。いつどの方向から暴風に襲われるかわからず、まともに立っていられない。
思うように歩けないこういうときは、とにかくイライラする。
「クソ!」「腹立つ!」「うるせー!」と悪態をついても、暴風が治まるわけもなく。
どう抗ってもこれ以上前には進めず、登頂はあきらめる。
ホワイトアウトの中を暴風に何度も倒されながらドロップできそうなポイントまで下る。
板が飛ばされないように踏みつけながら準備。サングラスをゴーグルに替える一瞬でまつ毛が凍りつき、目が明かない。
なんとか真っ白な世界へと板を走らせた。
そこで待っていたのは素敵な初体験。凄まじい向かい風に、カラダがボードを履いたまま逆に斜面を登って行くではないか。
風が弱まるタイミングをみて滑っては、再び向かい風に戻される。その繰り返し。
手と顔が凍傷になりそうになりながらようやく辿り着いた山小屋。
ダルマストーブの温もりは、この日初めて感じたやさしさ。
そんな過酷な環境の中をここまでサポートしてくれたウェアは、Columbiaさん提供のフィッチバーグジャケット(36,750円)&フィッチバーグパンツ(30,450円)。
優れた防水性と透湿性。肩や肘の立体裁断がバックカントリーでの激しい動きを邪魔しません。
ミドルウェアにソフトシェル(もちろんColumbia)を合わせることにより、まったく寒さを感じることがありませんでした。
コロンビアスポーツウェア
http://www.columbiasports.co.jp/
過酷な環境にさらされることの多い山遊び。
ウェアの選択が重要です。
(りょう)