![切合小屋までもう少し](../../images/upload/1465820140916_0.jpg)
シャワーウォークとカヌー縛りだった夏を卒業し、密かに山に復帰しております。
3連休は、今月2回目の飯豊。東京からいらした24名(+添乗員2名)の皆さんと雄大な稜線を満喫してきました。
![切合小屋から眺めるご来光](../../images/upload/1465820140916_1.jpg)
山を案内していると、よく「オススメの山はどこですか?」と聞かれます。
そこは迷わず「飯豊」と答えます。
その魅力は何かと聞かれれば・・・
・とにかく山が大きく、歩きごたえがある。
・どこから登ってもしんどい。(体力が必要)
・避難小屋しかない。(切合小屋は食事を頼めるものの、基本的には自分で寝袋、食料を背負って行く必要があり、軟弱者は来ないでね感がステキ)
・ほどよく岩場や鎖場、時期によっては雪渓がある。(滑落や転落の危険性がある)
・時期によって使える水場、使えない水場がある。(給水の計画が必要)
・案内板が少なく、道がわかりにくい。(地図を読める人だけ来てね感がステキ)
・基本的に登山者が少ない。(静かな山歩きを楽しめる)
南東北・福島・会津の名峰に登る
http://moku2-outdoor.com/mountaineering.html#meihou
![大日岳を望む](../../images/upload/1465820140916_2.jpg)
![イイデリンドウ](../../images/upload/1465820140916_3.jpg)
飯豊本山から大日岳方面に向かっていると、キョロキョロしている単独登山者から「こっちはダイグラ尾根じゃないよね?」と聞かれました。
そんなことは地図とコンパスで確認すれば明らか。彼は、もしぼくが道を知らない人だったらどうしていたのでしょうか?
「○○はどっちですか?」
「××までどのくらい時間がかかりますか?」
そんなことは自分で調べればわかること。
それすらしない(できない)人は、自己責任を放棄しているという意味で登山不適格者。
そういう人にやさしくない飯豊が好きです。
(りょう)