登り登山者を無視して猛スピードで下るランナー。
落石の可能性があるトレイルを、イヤホンで音楽を聴きながら進むランナー。
「エイドステーションがあるから」と選手がほとんど手ぶらで山岳地帯を走るトレイルレース。
まだ登山口から半分ほどのところで「もう山頂は過ぎましたか?」と聞いてくるランニングチームのリーダー。・・・etc.
私自身がいくつかのトレイルレースに出場する中で感じた疑問。
そして私自身が日々、山に登る中で感じた疑問。
「山が舞台である限り、トレイルランニングはマラソンの延長ではなく登山の延長ではないのか?」
山のマナーやルールを知らない、リスク管理意識の低いトレイルランナーを生みだす数多ある過保護で商業的なトレイルレースへのアンチテーゼとして始めた「裏磐梯山岳耐久レース」も、今年で5回目(プレ大会を含めると6回目)の開催となりました。
2014年大会リザルト
http://moku2-outdoor.com/event.html#results
男子67.24㎞(敬称略)
第1位 倉田文裕 9時間25分00秒
第2位 清野宏之 9時間34分26秒
第3位 高橋謙也 9時間38分40秒
女子67.24㎞(敬称略)
第1位 高野路子 13時間12分24秒
第2位 池上美沙子 14時間57分34秒
大会にご賛同いただきご協力いただいた企業、団体、個人の皆さま。
協賛宿泊施設としてご協力いただいた地元宿泊施設の皆さま。
大会開催にあたりコースの草刈りをしてくださった地元の皆さま。
大会運営にご協力いただいたボランティアスタッフの皆さま。
そして、選手の皆さま。
まずはこの場をお借りして、2014年大会開催にご協力いただいたすべての方に感謝申し上げます。
2015年大会も何卒よろしくお願い申しげます。
(大会実行委員長 渡邊亮)