春の散策路と足湯満喫
郡山の奥座敷とも称される磐梯熱海温泉。
奥座敷と云われるだけあって、気象条件は会津猪苗代地方と余り変わらない条件を備えている。特に冬場は、積雪も多く厳しい寒さが3月下旬まで続くことになる。
そんな磐梯熱海温泉にも、4月の季節と共に日増しに春めいた装いが出現してきました。源泉神社前の水芭蕉。ケヤキの森では、マンサクの黄色い可憐な花。足元には、ムラサキスミレと一輪草の白い花びらが可愛らしいです。
磐梯熱海温泉には、誰でも気軽に楽しめる足湯があります。
足湯は、全身欲から比べて余り温泉効力がないように思えますが、それは間違いで大変温熱効果があるんです。足元から体温が上昇すると血流が活発になり、新陳代謝効果が表れてきます。温熱は腰まで温めますが、頭部は平常通りの平熱ですから、頭と視覚がすっきりとしてきます。これが頭寒心温(頭冷やして体を温める)となります。高年層には、身体的疲労負担が少ないので、特にお勧めします。(渡邉良雄温泉ソムリエ批評)
磐梯熱海温泉には、二か所の足湯があります。泉質:アルカリ性単純温泉
一つ目は、熱海温泉駅前に位置します。電車待ちの間に、浸かってみては如何でしょうか。もう一か所は、五百川沿いの温泉街道筋にあります。R49から橋を渡り清稜山倶楽部。ホテル華の湯方面に向かうと、ケヤキの森散策路右側にあります。隣接地に、貯湯タンク事務所があり駐車OKです。早朝7時前に行われている毎朝の清掃が終了すれば使用できます。(無料)
「源泉神社花街道散策」
足湯前には、ケヤキの森入口。赤い鳥居が目印の熱海温泉源泉神社があります。
鳥居そばを流れる小川には、水芭蕉。神社階段横には、黄色いフクジュソウが見られます。この周辺には、もうすぐ一輪草から二輪草まで咲き乱れます。山人参の白い花が咲く来月5月には、花嫁のベールと称されるウスバシロ蝶(貴重種)が観察できます。(7月下旬には国蝶大ムラサキが羽化)
磐梯熱海温泉は、ご宿泊はもちろん日帰り保養バイキング。猪苗代湖裏磐梯から磐梯吾妻観光。大内宿から観音巡り会津観光の出発地としても人気があります。どうぞお越し下さいませ!
●https://www.youtube.com/watch?v=RajTfkusRyc
●磐梯熱海温泉観光協会:TEL: 024-984-2625
http://www.bandaiatami.or.jp/