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高湯温泉~高湯ダム公園

意外と知られてないが、高湯にもこんな景色もあるんです。湯花沢など温泉が入っている須川以外に水質の良い川もあり、この川の名前は「目洗川」メアライガワと読む。温泉が入って痛くなった目を洗ったのでしょうか?かつては生活用水としても使われた沢である。

昔から岩魚が生息しているが、保護育成中ですので釣りはしないで下さいね。竿を出さなければ羽虫を捕食する姿が見えます。一昨年までは尺岩魚が何本か見えたのですが、去年から大物は見えなくなりました。鉛筆ぐらいの二年子は複数見れましたので、自然繁殖している証です。

ダム湖に流れ込む沢を遡上すると、わずか50メートルで現れる魚止の砂防堰堤。堰堤上流は平成初めの台風水害で沢が抜けてしまい、魚影は無くなってしまっている。何度か上流に種魚を上げてみたが、ゴーロが砂で埋まっており定着はしなかった。沢は一跨ぎできるほど小さい。
つまりここの岩魚はこの区間のみで産卵繁殖をしており、この沢の岩魚を釣るという事は繁殖を妨げる行為となる。昔、堰堤滝壺には秋の産卵時に尺クラスのペアが見えたが、現在は姿は無い。竿の入らない沢での釣りは簡単で、警戒心の無い岩魚は簡単に釣り上げられてしまう。

くれぐれも釣りなどはせずに見守ってやって欲しい。竿の怖さを知らない岩魚は、昼間でも悠々と姿を現してくれる。

高湯温泉の旅と渓流釣りはこちら↓
http://www.naf.co.jp/scripts/azumatakayu/yomoyama/index.cgi?id=38

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