![喜多方市美術館](../../images/upload/1718320191008_0.jpg)
女性向けの婦人雑誌、情報誌は、1900年代初め(明治時代末)から、創刊され現代に至っています。第2次世界大戦(太平洋戦争)が終わると、自由な空気のもとで、婦人雑誌も復刊されてファッションにも、大いに関心が寄せることの出来るようになりました。
そんな中で、ファッションイラストの世界で活躍の場を見いだし、婦人雑誌にスタイル画、挿入画を提供し、この世界の基盤を確立していった一人に長沢節が挙げられています。会津若松市の出身であったことは、以外と知られていないのではないでしょうか。自伝によれば、会津訛りを隠すために無口でとおしていたという話しもありますし。確かに、東北人には、そのようなコンプレックスを持っていたと思います。昨今は、そのような風潮が薄くなってきていて、方言を大事にする時代となったのは嬉しいことです。
1950年代から70年代、盛んに婦人雑誌も読んでおられた方々はきっと思い出していただけるのではと考えています。
そんな長沢節の作品展を現在、喜多方市美術館で開催中です。小さくて可愛い美術館ですが、精一杯の展示を心がけています。
詳しくは、喜多方市美術館HPをご覧ください。
よろしくお願いします。
URL http://kcmofa.com/
![展示室イメージ](../../images/upload/1718320191008_1.jpg)