長沢節展関連イベント「トークイベント②」が、10月19日（土）に喜多方市美術館展示室で開催されましたので、地域記者として、その模様や感想を報告したいと思います。
開始時間が近くなるにつれ約40名の方々が入館されました。狭い展示室ですが、期待を込めて開始時間を待っておられたたようでした。
14時となり当美術館臼井学芸員の司会で会は開始されました。始めに今回の講師である「やないづ町立斎藤清美術館」の伊藤たまき学芸員が紹介されました。同学芸員からは、会津の水彩画家について引き続き第一展示室の展示の順に従い長沢節の旧制会津中学時代から、先輩画家とのかかわりや、会津を描いた風景画についてそれぞれ解説を交えて詳しいお話しをいただきました。
その後、場所を第二展示室に移動して、セツモードセミナー時代のデッサン画やフランスのパリ市街地を描いた水彩画について当美術館臼井学芸員から解説を行いました。次に、休憩コーナーに展示してある長沢節氏が着用していた衣装や画箱の前でまとめの話しがされました。最後に、質問の時間があり、参加者の二人から発言がありました。展示されている衣装を着られたご本人とお会いされた時があったことや、今回の展示会開催にあわせて、会津若松の生家のアトリエが期間限定で公開されていることなどが紹介されました。
あっという間に、15時30分になってしまいました。皆様からは、今回の企画展示のように会津の芸術家の紹介を今後とも続けて欲しいと激励を受けました。当美術館は、ホントに小さい美術館ですが、皆様のご期待に応えられるようにしなければと改めて感じました。
また、台風19号の被害も県内では各地域で受けております。一日も早い復旧と復興がされますよう祈るばかりです。記述している地域記者も、8月末日まで、いわき市平市内に居りました。
喜多方市美術館
住所 〒966-0094 喜多方市字押切二丁目2番
電話 ０２４１−２３−０４０４
開館時間 午前10時から午後6時まで（入館は午後5時30分まで）
企画展 長沢節展 ２０１９．９．２１（土）から１１．４（月/祝）まで
ホームページ：http://www.kcmofa.com/
