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平・沼ノ内地区に伝わる奇祭「水祝儀」が行われます!

別名「水かけ祭り」とも呼ばれるいわき市平・沼ノ内地区に伝わる奇祭で「沼ノ内の水祝儀」。
火ふせの信仰を持つ愛宕神社や魔よけの墨祝儀と結びつき現代まで継承されており、市の無形民俗文化財に指定されています。

愛宕神社本殿の中で行われる「墨祝儀」では、総代や若婿、桶取りたちが磐城めでたや高砂などをうたい、魔除けの印である「ダイコバン」を全員の額に押します。

墨付けが終わると初婿が浴衣一枚になり社殿前のしめ縄の中に立ち、「桶取り」と呼ばれる未婚の青年が桶の水を腰から下、胸から下、頭から下と3回に分けて水をかけ初婿にかけ、無病息災・豊漁と安全・豊作を願います。

この後、若婿と青年団は立てておいた竹を沼之内諏訪神社へ運びます。この「まで竹」の注連や笹は豊作・豊漁のお守りとなるため、枝を取り自宅の神棚に供えます。

毎年成人の日に執り行われており、今年は1月13日(月・祝)に行われます。
400年以上前から伝わる伝統行事をご覧ください。


日時:2020年1月13日(月・祝)13:00から一時間程度を予定
場所:いわき市平沼ノ内新街35 愛宕将軍 地蔵尊堂(平沼之内公民館地内)

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