明治時代、いわき地方では芝居小屋が人々に娯楽を提供するようになりました。芝居はやがて映画となり、昭和の中頃に迎えた映画文化全盛の時代に沿うように、いわきでも多くの映画館が開館しました。
その映画館の一つが聚楽館。
明治38年に現在の平一町目に常設舞台として創建され、昭和12年に映画常設館となり、洋画上映館のさきがけとして、不朽の名作を上映してきました。
いわき市立草野心平記念文学館では3月28日(日)まで、企画展「映画館の記憶 聚楽館をめぐって」を開催しております。
企画展では、明治から平成にかけて営業していた聚楽館の関連資料から、上映した映画のパンフレット、広報用資料、営業の様子を記録した写真などを展観し、当時のいわきの映画文化とともに紹介します。あわせて、いわき地方の映画館の写真を展示し、当時の記憶をたどります。
会期:2021年1月23日(土)〜3月28日(日)
【お問い合わせ先】
いわき市立草野心平記念文学館
住所:福島県いわき市小川町高萩下タ道1-39
電話:0246-83-0005
ホームページ:http://www.k-shimpei.jp/index.html
《施設情報》
観覧料:一般 440(350)円/高・高専・大生 330(260)円/小・中生 160(130)円 ※20名以上団体割引
開館時間:9:00~17:00 ※入館は16:30まで/7、8月の土曜日は9:00~20:00 ※入館は19:30まで
休館日:毎週月曜日(祝日・振替休日の場合はその翌日)、12月29日~1月1日
いわき市立草野心平記念文学館 企画展「映画館の記憶 聚楽館をめぐって」
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