福島県の夏のくだものと言えば「桃」です。特に福島市には約14kmにわたって観光果樹園や直売所が多く並ぶ「フルーツライン」があり、夏になるとこの区域一帯で多くの桃が販売されます。カフェやイートインスペースを設けている果樹園もあり、そこでは新鮮な桃を使ったパフェやジュースなどが食べられます。時期によって使用する桃の種類も変わるため、何度もリピートしたくなること必至です。
1.もぎたて新鮮な生の桃
福島の桃は、りんごのような硬さでとても瑞々しく甘いのが特徴です。実は、もぎたて新鮮な桃は硬く、収穫後徐々に柔らかくなるため、地元福島の人にとって桃は硬いのが当たり前なんです。新鮮な桃をそのまま食べるだけで立派なスイーツ。瑞々しい果肉と豊かな香りを口いっぱいに頬張れば、幸せな味に思わず笑顔がこぼれます。たくさんの種類の桃があるので色々食べ比べてお気に入りを見つけてみてください。
■場所:福島市フルーツライン(県道5号線)沿い各果樹園
■時期:7月上旬~9月下旬頃
■スポット詳細:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=2279
■関連記事:この夏行きたい!くだもの王国ふくしまの桃狩り https://www.tif.ne.jp/jp/news.html?news=17839
2.まるせい果樹園併設カフェ「森のガーデン」のももパフェ
新鮮な桃を丸ごと贅沢に使ったももパフェが大人気で、桃の最盛期は1時間以上の待ち時間が発生することもよくあるのだとか。梨やブドウなど運よく重なる時期に行けば、サクランボ以外のまるせい果樹園の代表的フルーツが贅沢に使われた「まるせいスペシャルパフェ」にも出会えるかもしれません。
■場所:まるせい果樹園併設カフェ「森のガーデン」
■ももパフェ:7月中旬~9月下旬 ※桃が無くなり次第終了。
■営業時間:平日10:00~16:00(ラストオーダー15:45)
土日祝日10:00~15:00(ラストオーダー14:45)
■スポット詳細:https://www.facebook.com/MORIGARFUKUSHIMA/
3.大野農園のカフェでスイーツピザ
カフェスペースでは、大野農園オリジナルジュースや桃とマスカルポーネのスイーツピザなど、季節のくだものが使われたスイーツを楽しむことができます。写真は大野農園の「ももモナカ」。こだわりぬいて栽培されたももを使用した「もも餡」は風味と果肉食感がしっかりとたち、セットのチーズ餡(マスカルポーネとクリームチーズ配合)と合わせて、自分だけのオリジナルモナカを楽しむことができるスイーツです。
■場所:大野農園株式会社(石川町)
■ショップ営業時間:9:00〜16:30
■カフェ営業時間:10:00~15:00(土日祝限定)
■スポット詳細:https://oononouen.com/index
4.缶ジュース「桃の恵み」で福島の桃をおうちでも
福島県産の桃の美味しいをそのまま閉じ込めた果汁100%ストレートジュースです。2023年1月にイギリスのボリス・ジョンソン元首相が桃ジュースを飲む動画が話題になりましたが、その動画の中で飲んでいたのがこの「桃の恵み」でした。甘すぎず後味さっぱり。ジョンソン氏もデリシャスと言った「桃の恵み」を楽しんでみては。
■販売場所:福島県観光物産館はじめ県内道の駅や各種オンラインショップ
■販売時期:通年
5.至福の桃グミでいつでもどこでも福島の桃を楽しむ
桃の産地として有名な「献上桃の郷」桑折町とUHA味覚糖株式会社が共同開発した商品。桑折町産の桃「あかつき」を使用し、袋を開けた瞬間から桃の香りが広がります。通常よりも融点が低いコラーゲンを使用しており、口の中で温めていただくことで、優しくとろける口どけが楽しめるグミです。気軽に福島の桃を楽しめます。
■販売場所:福島県観光物産館はじめ県内道の駅や旅館等
■販売時期:通年
■詳細:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=7012
福島市では「ふくしまピーチホリデイ2023」を開催!
「ふくしまピーチホリデイ」は、2022年から始めた「規格外の桃の高付加価値化」を図る取り組みです。果樹園から小さな傷や形がふぞろいという理由で規格外になってしまった桃を配送する仕組みを構築し、福島市内の飲食店や宿泊施設の協力のもと、桃スイーツや桃づくしメニュー、桃の体験などを開発、市内の至るところで桃を味わえます。
開催期間:2023年7月14日(金)~2023年9月10日(日)
詳細はこちら
https://www.tif.ne.jp/jp/event.html?event=6674
この夏は桃づくし!ふくしまのおいしい桃を存分に楽しんでください。
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