福島県には、透き通ったとろとろの温泉や温泉成分の塊・湯の花が浮かぶ温泉、珍しい炭酸泉まで多種多様な温泉地があります。
その中から今回は、湯の花が浮かぶ乳白色のにごり湯が自慢の温泉地をご紹介します。
福島県の温泉で心身を温めて、冬を乗り越えましょう!
野地・新野地温泉(福島市)
標高1200mに位置する野地・新野地温泉では、夜空の星を近くに眺めながら源泉100%のかけ流し温泉を贅沢に楽しむことができます。標高の高さから冬は雪深く、夏は30度を超えない避暑地でもあり、四季折々の自然が目を楽しませる温泉地です。乳白色のにごり湯は皮膚疾患等に効果のある名湯です。
【泉 質】単純硫黄泉
【詳 細】
野地温泉:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=4541
新野地温泉:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=4445
高湯温泉(福島市)
高湯温泉は全国で9番目に「源泉かけ流し宣言」を行った温泉地で、効能豊かな天然温泉に一切手を加えず提供しています。温泉湧出量に対し6軒の宿、1軒の共同浴場と温泉施設が少ないため、豊富な湯量の温泉を贅沢に楽しむことができます。
2023年12月にリクルートから発表された「じゃらん人気温泉地ランキング2024」では、高湯温泉が満足度ランキング総合部門で1位に輝き、満足度94.4%の高評価を得ました。
【泉 質】酸性・含硫黄(硫化水素型)アルミニウム・カルシウム硫酸塩温泉(硫黄泉)
【詳 細】https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=5692
岳温泉(二本松市)
岳温泉は日本百名山の一つ「安達太良山」のふもとに15件の宿が軒を連ねる温泉街です。安達太良山から豊富に湧き出る温泉を温泉街まで8㎞引き湯していることで自然に湯もみされ、pH値が2.5の酸性泉でありながら肌に優しい美肌の湯です。また、湯守(ゆもり)が源泉と引き湯に関わる全ての管理を担うことで、全国でも1,2を争うほど長い引き湯を支えており、湯守が「湯花流し」を行うメンテナンス日は湯船が湯の花で真っ白になることから「ミルキーデイ」として人気を博しています。
【泉 質】単純酸性温泉
【詳 細】https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=4392
中ノ沢・沼尻温泉(猪苗代町)
安達太良山に岳温泉とは異なる源泉を持つ中ノ沢・沼尻温泉は、毎分13,400リットルの温泉が湧出する、単一の源泉として日本一の湧出量を誇る温泉地です。その湯量の多さは、15軒全ての宿がかけ流しで利用しても使い切れず、川へ大量に流すほど。乳白色の温泉は引き湯の過程や天候によって透明度が変化し、より源泉に近い沼尻温泉はにごりが強く、中ノ沢温泉は比較的透明度が高い乳白色です。
【泉 質】酸性・含硫黄 – カルシウム・アルミニウム – 硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)
【詳 細】
中ノ沢温泉:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=4479
沼尻温泉:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=4436
寒い季節は温泉でポカポカしましょう
にごり湯以外にも多種多様な泉質の温泉地がある福島県。
お気に入りの温泉地がきっと見つかります。
福島県の温泉で心身ともにリフレッシュしましょう。