福島県の冬は、美しい雪景色と澄んだ空気が魅力ですが、そんな寒い季節にこそ味わいたいのが、心も体も温まる「ほかほかグルメ」。
地元の豊かな食材を使ったメニューから、カフェで提供されるとろけるスイーツまで、冬の福島をもっと楽しむグルメ巡りをご提案します。
寒さを忘れさせる出来立てほかほかのグルメを食べれば、冬の旅がさらに特別なものになるはずです！
※営業日、営業時間は訪問前に各施設へご確認ください。
１．カリモチ食感がたまらない！ほんとの空の下で味わう「岳チュロス」
日本百名山・安達太良山のあだたら高原スキー場にある「富士急レストハウス」から2023年に誕生した「岳チュロス」。安達太良山の麓に広がる岳温泉を象徴する「岳」の字をかたどったチュロスで、ひと口食べればその独特の食感と風味に驚かされます。外はカリッと香ばしく、中はモチモチで柔らかい仕上がりが特徴。あだたら高原の「あ」をかたどった「あ、のチュロス」もあります。
見た目もかわいいので、冬のすっきりとした青空にも、雪が降り積もる真っ白なゲレンデにも映えて、思わず写真を撮りたくなるスイーツです。
スイーツ：岳チュロス あ、のチュロス
店 舗 名：あだたら高原スキー場 富士急レストハウス
場 所：福島県二本松市永田字長坂国有林
T E L ：0243-24-2141
U R L ：https://www.adatara-resort.com/ski/
おすすめ周辺スポット 極上の酸性泉で美肌に変わる！岳温泉の贅沢な湯巡り
岳温泉のお湯は、「酸性泉」と呼ばれる少し珍しい温泉。皮膚の角質を優しく落としてくれる効果があり、「美肌の湯」として大人気！温泉からあがると、つるつる＆すべすべの肌を実感できるはず。
温泉であたたまったあとは地元で愛される老舗のお菓子屋さんや、かわいいカフェなどを巡ってお楽しみください。
場 所：福島県二本松市岳温泉１−１６（岳温泉観光協会）
詳 細：https://www.dakeonsen.or.jp/
２．一度食べたら忘れられない♡ 地元で愛され続ける福島名物「凍天（しみてん）」
福島の伝統的な保存食・凍み餅。冬によもぎや山ごぼうの葉を練り込んだ餅を、軒先などに吊るして寒風に晒し、氷結、乾燥させて作ります。その凍み餅をドーナツ生地でくるんで揚げたものが「凍天（しみてん）」です。外はカリッと、中はふわふわもっちり。一度食べたらとりこになってしまう、地元に愛され続けるスイーツです。
県内にはピボット福島店、いわき・ら・ら・ミュウ店、伊達工場店、郡山店、国見SA（下り線）店の５店舗があります。ぜひ出来立てをお召し上がりください！
スイーツ：凍天
取材店舗：凍天処木乃幡 ピボット福島店
場 所：福島県福島市栄町1-1 パワーシティピボット1F
T E L ：024-573-7400
U R L： https://shimiten.jp/
おすすめ周辺スポット 歴史と癒しの湯巡り：飯坂温泉で心も体もリフレッシュ
福島駅から福島交通飯坂線の電車に乗って約25分で行ける飯坂温泉は、古くから「奥州三名湯」の一つとして愛され、歴史と情緒があふれる温泉地です。ここでは、街歩きやグルメも楽しめ、心と体を癒すさまざまな体験ができます。飯坂温泉のシンボルとも言えるのが、共同浴場の鯖湖湯。明治時代の建築当時の雰囲気をそのまま今に伝える外観も、ノスタルジックな気分に浸れるポイントです。
場 所：福島県福島市飯坂町十綱町3番地（飯坂温泉観光協会）
詳 細：https://iizaka.com/
３．英国気分を満喫！ブリティッシュヒルズで味わう本場仕込みのほかほかスコーン
天栄村にある「ブリティッシュヒルズ」は、日本にいながら英国の暮らしを体験できる場所として人気のスポットです。中世英国の街の雰囲気が楽しめるこの場所では、まるでイギリスにいるような非日常を味わえます。
中でも、アスコットティールームのアフタヌーンティーで提供されるほかほかしっとりのスコーンは、訪れた人々を魅了してやみません。
また、英語カルチャーレッスンのクッキング体験では、自らスコーンを作ることができます。
※クッキング体験で作るものは、レッスンにご参加の皆さまでスコーンかショートブレッドのいずれかをお決めいただき、皆さまで同じものをお作りいただきます。
食事や体験を楽しんだ後は、SNS映えするスポットが盛りだくさんの敷地内を散策して過ごしましょう！
夜はイルミネーションが点灯され、美しい家並みがより魅力的な光景となります。
スイーツ：スコーン（アフタヌーンティー）
施 設 名：ブリティッシュヒルズ
場 所：福島県岩瀬郡天栄村大字田良尾字芝草1-8
T E L ：0248-85-1313
U R L：https://www.british-hills.co.jp/
４．自然とフルーツの恵みを堪能！PEACHMAN CAFEの「焼きりんごブリュレ」
PEACHMAN CAFEは、福島市大笹生にある「フルーツファームカトウ」直営のカフェで、新鮮なフルーツと自然を満喫できる特別な場所。果樹園で採れた旬の果物をつかったソースとふわふわの天然氷で作られるかき氷が大人気のカフェです。
これからの季節におすすめなのが、温かさと香ばしさが広がる極上の一品「焼きりんごブリュレ」です。上品にキャラメリゼされた表面のパリッとした食感と、甘酸っぱいりんごの柔らかな味わいが絶妙に調和します。
スイーツ：焼きりんごブリュレ
店 舗 名：PEACHMAN CAFE
場 所：福島県福島市大笹生水口50
T E L：024-557-8157
U R L：https://peachmancafe.jp/
おすすめ周辺スポット フルーツ王国の魅力がここに！道の駅ふくしまで旬を楽しむ
道の駅ふくしまは、2022年にオープンしたばかりの新しい施設で、福島市大笹生ICから車で1分とアクセス抜群です。ここでは、地元の特産品やグルメ、お土産、さらには屋内遊び場やドッグランといった幅広いサービスが提供されており、家族連れにも人気のスポットとなっています。
場 所：福島県福島市大笹生字月崎1-1
U R L：https://m-fukushima.com/
５．粟（あわ）のプチプチ食感が魅力！会津柳津名物「あわまんじゅう」の世界
福島県柳津町を代表する和菓子「あわまんじゅう」は、その独特な食感と素朴な味わいで地元の人々や観光客を魅了しています。伝統的な製法で作られたこのまんじゅうは、災害に「あわ（遭わ）ないように」との願いを込め誕生したとされています。
あわまんじゅうの特徴は、粟（あわ）ともち米を混ぜた黄色の皮です。蒸し上げられた生地は、口に入れるとプチプチ、もちもちとした食感が楽しめます。さらに、中には甘さ控えめのこしあんがたっぷりと詰まっており、素材の味を引き立てます。
柳津町には複数の和菓子店があり、それぞれの店が独自のこだわりであわまんじゅうを作っています。
スイーツ：あわまんじゅう
撮影店舗：岩井屋
場 所：福島県河沼郡柳津町柳津寺家町甲147
Ｔ Ｅ Ｌ：0241-42-2107
U R L：https://www.iwaiya-yanaizu.com/
おすすめ周辺スポット 赤べこ伝説発祥の地！たくさんの赤べこに出会える柳津町
今から約400年ほど前、会津地方を大きな地震が襲い、柳津町全体をはじめ圓藏寺本堂も倒壊するほどの被害が出ました。本堂再建のため大きな木材を運ぶのに人々が困り果てていたところ、どこからともなく赤毛の牛の群れが現れ、木材運搬を手伝い、本堂を再建することができたという伝説があります。赤毛の牛は「赤べこ」と呼ばれ、現代でも忍耐や招福の象徴として親しまれながら、町のいたるところで赤べこに出会うことができます。
場 所：福島県河沼郡柳津町大字柳津字寺家町甲176-3（柳津観光協会）
U R L：https://aizu-yanaizu.com/
６．幻の青ばと豆腐の恵みを感じる：玉梨とうふ茶屋の「雪花菜（おから）ドーナツ」
奥会津金山町にある玉梨とうふ茶屋。店主の佐々木さんは、かつてこの地域で食べられていた枝豆から作った「青ばと豆腐」を当時の記憶をもとに復活させました。奥会津の湧水や、地元産の厳選した青ばと豆（枝豆）を使用しており、全国からファンが買い求めに訪れます。
こちらでいただけるスイーツが「雪花菜（おから）ドーナツ」です。添加物を使用せず、青ばと豆腐の豆乳と雪花菜（おから）、小麦粉のみでできたドーナツは、素材本来の優しい甘みとふわふわの食感を味わえます。
スイーツ：雪花菜（おから）ドーナツ
店 舗 名：玉梨とうふ茶屋
場 所：福島県大沼郡金山町玉梨居平363
Ｔ Ｅ Ｌ：0241-54-2743
U R L：http://tamanashi.jp/
おすすめ周辺スポット かねやまふれあい広場から望む「大志集落」―心を打つ原風景の広がり
JR只見線 会津川口駅から徒歩約10分のかねやまふれあい広場から眺める風景は、大志集落とその周囲の自然が一体となった素晴らしい景観を楽しむことができる特別な場所です。
この広場から眺める景色には、四季の変化や日本の原風景の美しさが凝縮されています。遠くには山並みが連なり、一面の雪景色に覆われた大志集落は、静寂に包まれ、まるで絵画のような神秘的な雰囲気が漂います。
場 所：福島県大沼郡金山町大字大志地内
ラーメン、餃子など、がっつり食べて楽しみたいほかほかグルメもチェック！
福島の冬を味わう♡ 心も体も温まるふくしま冬グルメ特集【ほかほかグルメ編】
URL：https://www.tif.ne.jp/jp/entry/article.html?news=17961
