東北地方有数の霊場として1,200年以上の歴史を持つ閼伽井嶽常福寺では、毎年８月３１日・９月１日に「火祭り」の名でも知られている夏大祭「柴燈大護摩供」が執り行われております。
この「柴燈大護摩供」は修験道のひとつで、柴（しば）と薪（まき）で護摩をたき、入峯（にゅうぶ）した行者を悩ます毒蛇を退治するために用いられたと伝えられています。
宵祭りの８月３１日（水）は午後３時から多宝塔にて抹茶による接待が行われ、日没近くには参道にろうそくの明かりを灯す「万燈会」、午後６時から本堂にて大般若会、午後7時前後に境内でじゃんがら念仏踊が披露されます。
本祭りの９月１日（木）は正午から山伏の衣装に身を包んだ修験者達が、ほら貝を吹きながら、祭りの開始を告げます。
参拝客の願いことが書かれた護摩木が燃やされ、午後１時３０分頃から火が消えた護摩壇の灰の上をはだしで歩く「火渡り」が山伏を先頭に開始されます。
火の道を合掌しながら踏みしめ、無病息災や家内安全を祈願されてはいかがでしょうか。
【日にち】
８月３１日（金）～９月１日（土）
【時間】
●宵祭り 平成29年8月31日（金）
15：00～：多宝塔にて抹茶による接待
日没近く：「万燈会」
18：00～：本堂にて大般若会
19：00前後～：境内にてじゃんがら念仏踊披露
●本祭り 平成29年9月1日（土）
12：00～：開始（山伏の衣装に身を包んだ修験者達が、ほら貝を吹きながら、祭りの開始）
13：30頃～：火渡り（火が消えた護摩壇の灰の上をはだしで歩く）
【開催場所】
閼伽井嶽常福寺
【問い合わせ先】
閼伽井嶽常福寺
電話 0246-36-2161
URL http://www.evam.ne.jp/akaidake/
