天明の大飢饉の際に、会津藩でも様々な問題が発生しました。その課題を解決するために、田中玄宰は藩政の改革をするよう、5代藩主・松平容頌に進言します。その中心に教育の振興を掲げたことが、日新館創設のきっかけとなりました。
10歳になると、会津藩士の子弟は日新館に入学し、論語などの素読のほか、医学、書学、弓術、砲術、刀術、水練(よろいかぶとを身に着けたまま泳ぐ練習)などを学んでいました。日新館には水練水馬池と呼ばれる日本最古のプールがあり、15歳以上に昼食を支給するなど日本で初めて学校給食を実施したともいわれています。
日新館は戊辰戦争時に焼失しており、現在は復元された学び舎で、当時の少年たちのに思いをはせることができます。
日新館では、座禅や弓道体験のほか、赤べこや起き上がり小法師の絵付け体験なども行っています。
會津藩校日新館
歴史・文化
- 記念館・資料館
住所 | 福島県会津若松市河東町南高野字高塚山10 |
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駐車場 | 有 |
ホームページ | http://www.nisshinkan.jp/ |
交通アクセス |
車:磐越自動車道磐梯河東ICから車約5分、会津若松ICから車約10分 鉄道:JR磐越西線会津若松駅からバス 葉山団地下車徒歩約1分 |
お問い合わせ |
會津藩校日新館 TEL:0242-75-2525 FAX:0242-75-3215 |
案内 |
観覧料 一般料金 大人620円、中・高生500円、小学生450円 団体料金 大人560円、中・高生450円、小学生400円 ※団体割引は20名様以上 ※身障者割引あり 開館時間 9:00~17:00(最終入場16:00) 休館日 無休 ※平均観覧時間約50~60分 |