南須釜の念仏踊り

国選択無形民俗文化財指定
江戸時代の初期から受け継がれている伝統的な民俗芸能です。毎年4月3日の大寺薬師祭には東福寺境内で南須釜念仏踊りが奉納され、8月14日には東福寺と新盆にあたる各家を巡って踊り、亡くなった親族の御霊を供養します。
6歳～12歳位までの少女たちで構成され、着物に花笠をかぶり、両手に扇子や綾竹を持って華やかに踊ります。昭和50年に県の重要無形文化財に、昭和53年には国の選択無形民俗文化財の指定を受けています。