福島県が取り組んでいる「登山・トレッキングツーリズム推進事業」。健康と体⼒の維持・増進を目的としたプログラムであり、今回はその⼀環としてモニターツアーを実施しました。
広い福島県(全国3位!)、県内の魅⼒をもっと知ってほしい!ということで、浜通りエリアからご応募いただいた3組6名のみなさんと⼀緒に、安達太良⼭と⼆本松市観光ツアーへ⾏ってきました。
お昼過ぎの二本松市役所。天候は晴れ!
集まったみなさんとともに、2日間で安達太良山(あだたらやま)トレッキングと、岳温泉(だけおんせん)での宿泊、二本松(にほんまつ)市観光を満喫してきます。
今回のメンバーをご紹介。
日本アルプスの山々も楽しまれている、登山はベテラン、宮守さんご夫妻。安達太良山には何度も登っていて、とっても詳しい山上さんご夫妻。そして、今回のツアーで可愛さを存分に振りまいてくれた10歳の佳実(かさね)ちゃんとお母さんの花房さん親子の6名。
自己紹介もそこそこに、早速ランチが人気のカフェへ向かいます。
昔ながらの蔵がカフェになっている「千の花」(※2023年3月より休業)
ランチをいただく「蔵カフェ 千の花(せんのはな)」(※2023年3月より休業)は、江戸時代から醤油・味噌の醸造を行っている国田屋醸造さんが始めたカフェ。味噌や醤油、麹を活かした料理と、福島の伝統食を取り入れたメニューが人気。
建物はその名のとおり、蔵を改装したもので、明かり取りから差し込む光がやわらかい空間を創り出しています。
この日から3日間、二本松市の一大イベント「提灯(ちょうちん)祭り」が開催されるのに合わせた、「二本松 お祭り膳」という特別メニューをいただきました。
二本松の伝統料理「ざくざく」や、福島県ならではの「いかにんじん」のほか、烏賊の麹漬けなど、おかずだけで9品も。
みなさん食事をしつつ、これまで登った山の話などをしながら、徐々に打ち解けてきた様子。同じ趣味があるからこそ、ですね。
(上)みなさん話をしながらのランチ(右下)特別メニューの「二本松 お祭り膳」(左下)ランチの後にいただいた麹たっぷりの甘酒
みなさんとお話する中で、山上さんご夫妻の旦那さん、優さんから聞いた、登山を始めたきっかけが印象的でした。
登山を始めたのは震災の後から。震災後は地震が頻繁に起こり、緊張の日々。身の回りが徐々に落ち着きを取り戻した時、それまで落ち着かない気持ちでい続けていたせいか、逆に居心地の悪さを覚えたそう。そんな折、登山をする機会が訪れる。楽しいけれど緊張を伴う危険と隣り合わせの山、そこ魅力を感じ、以来登山を続けているそう。
山に対して感じるものは千差万別。山上さんにとっては、得体のしれない居心地の悪さから、山が開放してくれたのかもしれません。
<ざくざくについて詳しくはこちらから>
二本松市観光連盟 ざくざくちゃんねる
ランチの後は二本松市内観光へ。
最初に訪れたのは県立霞ヶ城(かすみがじょう)公園。日本百名城にも数えられる二本松城址があり、周辺は自然公園として整備されています。
ここからは二本松観光ボランティアガイド協会の鴫原(しぎはら)さんに案内してもらうことに。
歩き始める前から鴫原さんのトークが絶好調!6人の心をガッチリ掴んでから、公園内のガイドが始まります。
入口にある二本松少年隊の像に込められた、戊辰戦争での悲劇の話から、箕輪門(みのわもん)に掲げられている、二本松藩主・丹羽家の家紋である直違紋(すじかいもん)の由来などを聞きながら、一行は園内を天守台に向かって登って行きます。
(左上)二本松少年隊の像。戊辰戦争の際、藩の兵力が足りない状況に出陣を志願した12~17歳の少年たちは、激しい戦火の末、その大半が命を落としました。(右上)箕輪門に掲げらている直違紋。合戦の後の馬印であったり、血のりの形であったりと、由来は諸説(下)ガイドの鴫原さんの話を聞きながら進む
途中、お城のコワ~イ逸話などを、笑いを交えて話してくださり、天守台までの道のりもあっという間。鴫原さん曰く、ガイドブックに載っているような話はしませんよ、とのこと。ガイドを頼んだ人だけが聞ける、ということですね。
天守台に上がると、二本松市内が一望でき、振り向くと明日登る安達太良山が良く見えます。明日もこれくらい晴れるといいなぁ…
安達太良山をバックに。明日も晴れますように!
(下)天守台から二本松市街方面の眺め
ガイドさんをお願いしたい方は、事前予約することが出来ます。詳しくは二本松市観光連盟のwebサイトをご覧ください。
翌日の登山に向けて、ランチ用のパンを購入することに。
向かったのは「やまのパン屋 しゃっぽ」。かわいらしい外観の建物で、カフェが併設されており、ドリンクとともに購入したパンを食べることができます。
パンの種類がとても多く、みなさん迷う迷う…
トレーに乗せられたパンを見渡してみると、安達太良山を形どった「あだたら山のしゃっぽぱん」がどうやら人気のよう。他には、福島グルメとして有名な「クリームボックス」や、お店の一番人気「やまのパン」をみなさん選んでいるよう。
早くも明日のランチが楽しみになってきました。
(上)あだたら山のしゃっぽぱん。山頂の「乳首」も再現されています(中)福島グルメ「クリームボックス」(下)沢山の種類があって、迷っちゃいますね
優しい笑顔としゃべり口のご主人 高橋さん
やまのパン屋 しゃっぽ やまのぱんや しゃっぽ
今夜の宿は岳温泉に新しくオープンした「mt.inn(マウントイン)」。
「アクティビティ好きのための温泉宿」ということで、玄関をくぐると、正面奥にはテントがあったり、壁にはSUPのボードが立てかけられていたりと、アクティブなにおいがプンプンしてきます。
フロント前の広いスペース。ドリンクの提供もあり、宿泊者同士で情報交換をする場として最適
到着したみなさんには、これから基礎体力テスト「ロコモチェック(※)」を受けていただきます。簡単な体力テストから、自分の立つ、歩くといった移動機能の低下具合(ロコモ度)知ることができます。
岳温泉観光協会からトレーナーの方が来てくださり、まずは、ロコモの説明から始まります。テスト内容は簡単で、まっすぐ歩く、片足で立つ、大股で歩くなど。みなさん最初は緊張気味でしたが、始まってると、表情は一気にやわらぎ笑顔も。
(左)歩⾏時の上下左右への加速度を測るベルトを装着して歩く(右)⾼さの違う台座から⽴ち上がる。無事に⽴てると笑顔がこぼれる
一番の盛り上がりを見せたのは、高さの違う4つの台座から片足だけでまっすぐに立ち上がるというもの。これがなかなか難しい。思わず応援して、成功したら拍手喝采!なんて調子で、とても楽しく取り組めました。
(左)⽚⾜で⽴とうとすると、オットット…(右)結果を⽤紙にまとめていく
「ロコモ」とはロコモティブシンドローム(運動器症候群)の通称で、立つ、歩くといった移動機能が低下している状態をいいます。この低下具合を「ロコモ度」として、簡単な体力テストを行うことで、自身の移動機能を数値化して見ることができます。
岳温泉観光協会では、健康の維持や体力の増進を目的として、「山歩き+温泉」に加えて「ロコモチェック(基礎体力テスト)」を体験できるプログラムを用意しています。
個人のお客様もロコモチェックを受けることが出来ます。
詳しくは岳温泉観光協会までお問い合わせください。
[ お問い合わせ先 ]
(一社)岳温泉観光協会
住所:福島県二本松市岳温泉1-16
TEL:0243-24-2310
WEB:岳温泉観光協会
mt.inn まうんといん
この日、偶然にも提灯祭りと重なり、みなさんと見物に行くことに。提灯祭りとは、福島県重要無形文化財に指定されている、二本松神社の例大祭。太鼓台と呼ばれる山車には、300個余りの提灯が飾り付けられ、お祭りに欠かせないお囃子のほか、それぞれの役割を担った地区の男衆が乗り込んでおり、その周囲では力自慢の精鋭たちが、威勢のいい声とともに太鼓台を引き回します。
この提灯に彩られた太鼓台が町中を練り歩く様は見事。
参加メンバーのみなさんのほとんどが、今回が初めての見物とういことで、ツアー後のアンケートでは…
「大迫力で、身近にこういったお祭りがあることを知れてよかった。また来たい!」(山上さん)
「実際に見たら、想像していた以上にすごい迫力で、これは一見の価値ありだと思いました。」(花房さん)
「提灯を飾った太鼓台は壮観でした。この祭りに来れたことは 本当にうれしく思いました。」(宮守さん)
と、その迫力を体感してもらえたようでした。
(上)太鼓台のルート上には大きな坂があり、そこを一列に並ぶ様は大変美しい(右中)二本松神社には各町の提灯と、霞ヶ城で見た直違紋(すじかいもん)の提灯が(左下)方向を変える時は、威勢の良いかけ声とともに一気に太鼓台を回す
朝からあいにくの雨模様。まずはロビーに集合して、登山ガイドさんにご挨拶。
安達太良山を案内してくださるのは「やまふく」登場2回目となる、登山ガイドで和菓子職人の渡辺茂雄さん。
早々に渡辺さんから、山頂へは行くのは現時点で難しいと告げられ、みなさん表情が落ち込み気味のまま、宿を出発。
ところが、あだたら山ロープウェイ乗り場に到着すると、本降りだった雨は小雨に。ここで渡辺さんから「予定通り山頂まで行きましょう」の一言で、みなさんの表情が一気にパァッと輝きました。やっぱりみなさん山頂へ行きたいですよね。
(左)ロープ―ウェイで一気に標高を上げます(右)山頂まで行くことになったし!みなさん笑顔で乗り込みます
ロープウェイに乗り込み、標高1,350mにある山頂駅へ。到着する頃には青空が覗くほどに回復!「智恵子抄」でおなじみ「ほんとの空」が雲の隙間から見えます。
そこから歩き出してすぐ、目の前には一面に広がる紅葉の大斜面。みなさん思い思いにシャッターを切りながら、その色彩に夢中です。霧がかった紅葉は、夏のにぎわいとは対照的に、秋の静けさを演出してくれていました。
(上)大斜面を覆いつくす色鮮やかな紅葉(下)紅葉にしばし見とれる
紅葉の間を縫って山頂へ
みなさん登山はもう慣れたもの。特にメンバー最年少の佳実ちゃん、ガイドの渡辺さんの後ろにピッタリついて、グングン登ります。お母さんの亜希子さんが「佳実はとても速く登るんですよ。」とおっしゃっていたとおり。大人たちもつられてなのか、いいペース。途中、ぐっと近づいた大斜面が見事なフォトスポットで立ち止まった程度で、気が付けば山頂に到着となりました。
今年新しくなったという看板を手に、山頂の祠の前で代わる代わる記念撮影。スッキリ晴れなくとも、やっぱり山頂に立つとうれしいもの。みなさん素敵な笑顔で写真に収まりました。
(上)笑顔で全員集合(下)「乳首」上の新しくなった看板と一緒に
その後も、天候はいまひとつ。ここで渡辺さんから提案が。
みなさん声に出さずとも、「そりゃぁ予定通りでしょ」が読み取れそうな表情。
「万が一晴れたりしたら、恨み節が後から出ちゃう!(笑)」
という山上さんご夫妻のひとみさんの一言で、笑いながら満場一致!沼ノ平方面へ向かいます。
途中振り向くと、そこには霧がスッキリと取れた山頂が!さらに、沼ノ平に着いた時、その全容が姿を現しており、どちらも本当に短い時間でしたが、その瞬間に見せてくれたみなさんの笑顔は、このコンディションだからこそ繰り返される一喜一憂の中で最高の「喜」だったように見えました。
(上)振り向けば山頂!今あそこに居たかった~(右中)一瞬姿を見せてくれた沼ノ平火口
その後は紅葉に囲まれた登山道をくろがね小屋へと下ります。紅葉に目が奪われ、足元がおろそかになりがち。渡辺さんから何度か注意が入ります。
到着したくろがね小屋は、紅葉に負けないくらい色とりどりのレインウエアに身を包んだ登山者で大賑わい。
陽気な小屋番さんに迎え入れられ、全員着席したころで、お待ちかねランチタイム。
前日に「やまのパン屋 しゃっぽ」で購入したパンを一緒にほおばります。
そこに…渡辺さん自ら焼いた岳温泉銘菓「くろがね焼」が配られます。安達太良山で「あだたら山のしゃっぽぱん」と、くろがね小屋で「くろがね焼」を食べて、安達太良づくしのランチ、美味しくいただきました。
(上)紅葉に囲まれた登山道(中)くろがね小屋でランチタイム(下)しゃっぽのパンとくろがね焼
陽気な小屋番、田畠さん(左)と、いつも落ち着いていらっしゃる佐藤さん(右)
くろがね小屋(2024年3月現在 建て替え工事のため営業休止中)
ランチの後は、今回のツアーで楽しみにされていた方も多い「源泉見学」へ。
岳温泉には源泉を守る「湯守(ゆもり)」と呼ばれる方々がおり、麓の温泉街へ安定した温泉を送り込むため、日々源泉の管理をしています。渡辺さんも昨冬シーズンまで湯守を担っておりました。
源泉はくろがね小屋の周囲に15ヶ所あり、漂っていた温泉独特の硫黄臭は、源泉に近づくと一層強くなります。
まずは「点検口(てんけんこう)」を見てみます。蓋を開けると、いくつかの源泉から集められた、たっぷりの温泉が勢いよく流れていました。その勢いに、覗き込んだ全員一斉に「おおおおおっ!」と声が揃い、同時に、少しむせるほどのにおいが一気に広がりました。
そして点検口の周りにはたくさんの湯花が。全部で20数か所ある点検口を、湯守の方々が定期的に掃除してくださるお陰で、約8km離れた麓の温泉街へと温泉が運ばれ、訪れる方々を楽しませているのです。
ちなみに、源泉から麓まで、何の動力にも頼らず全て自然落下によって、約40分で到着します。今も面影は残っていますが、昔は木製の樋で温泉は運ばれていました。現在は塩ビ管の中を通るため、冬でも1度くらいしか下がらないそう。これにはビックリ。
(左上)渡辺さんの話にみなさん真剣(右上)かつて使われていた木製の湯樋(下)点検口(集合升)下の管はここまでに集められた温泉が流れ(本線)、上の管からは、次の源泉から染み出た温泉が流れ込んで本線と合流する
続いてはいよいよ源泉へ。案内していただいた源泉は50度くらいなので、参加者のみなさん順番に触ってみることに。「触れるけれど、浸けてはいられないよっ!」という温度で、手を温めようかしら、というわけにはいかなそう。
冬になると、一面雪で覆われるため、まず雪を掘って源泉や点検口へたどり着くまでが一苦労なんだとか。さらに、雪の下には有毒なガスが溜まっているため、源泉の周囲から慎重に掘り進んでいくそう。まさに湯守のお仕事は命がけです。
このような苦労があってこその岳温泉、知ってから入るのと知らずに入るのでは、気分も変わりますね。
(右)雪の時期にこの源泉を探し当てる大変さを話す渡辺さん。写真右に見える竹の棒は積雪時の源泉の場所の目印となる(左)染み出たばかりの源泉は無色透明。空気に触れると湯花ができ、白くなる
小屋で支度を整えたら、いよいよ下山へ。途中、「銀明水」と「金明水」という2か所の水場を通ります。どちらが美味しいか、という質問に渡辺さんは即座に「銀明水!」と。安達太良山を知り尽くしたガイドさんが言うのだから間違い無さそう?
それにしても、同じ山から温かい温泉とひんやり冷たい水が染み出る、安達太良山の恵みはすごい!
(上)紅葉のトンネルを抜けて登山口へと下ります(下)渡辺さんおすすめの銀明水
下山中、渡辺さんから岳温泉の歴史についてのお話もありました。
驚いたことに、江戸時代中期には先ほど見学した源泉のあたりに「湯日温泉」という名の温泉街があり、随分と栄えたそう。その後山が崩れ、場所と名前を変えて移転、さらに戊辰戦争によって火を放たれるなど、移転、再建を繰り返し、現在の岳温泉が4ヶ所目となるそう。
それにしても、昔の人は温泉を楽しむためであれば、山登りすることも厭わなかったんですね。
(右)しっとりとした登山道、下山まであと少し(左)しっとりとした登山道、下山まであと少し
さて、スキー場と朝みなさんで乗ったロープウェイの乗り場が見えてきました。
みなさんさすが登山慣れしていらっしゃるからか、途中小雨の降る中での山行でしたが、笑顔で登山口に到着。まだまだ余裕のようです。
ここでガイドの渡辺さんとお別れのご挨拶。その後宿へと戻り、あの源泉から流れてきた温泉で登山の疲れを癒し、今回のツアーは終了となりました。
ロープウェイ山頂駅 - [5分] - 薬師岳展望台 - [35分] - 表登山口・仙女平分岐 - [40分] - 安達太良山 - [15分] - 鉄山・峰の辻分岐 - [15分] - 峰の辻 - [30分] - くろがね小屋 - [30分] - 勢至平分岐 - [1時間10分] - 奥岳登山口
安達太良山の登山コース紹介や観光についての情報はこちらにも掲載しております
中通りエリア
同じ県内のみなさんとのツアーでしたが、初めて訪れた場所や、知っているつもりでも新たな発見があり、ツアーを楽しめていただけたようでした。
普段の登山と温泉に、少しだけ健康を意識してみるのはいかがでしょうか。
安達太良山には何度も登っていますが、今回は初めてのガイドさん付きということで、今まで気が付かなかったことを知ることができ、とてもよかったです。次回はくろがね小屋で温泉に入って、カレーを食べたいです!
湯守の話や源泉の見学など、普段の山行ではできない経験ができて、本当によかったです。また、紅葉が始まった山は綺麗で、雨でも楽しかったです。
ロコモチェックでは、移動機能の低下が始まっていたことがわかり、筋トレをしようと思います。
ツアーの応募動機であった源泉見学ができたのは本当によかった。岳温泉の長い歴史と、それを支えている人たちの営みを知ることができて、ますますこの山が好きになりました。
ロコモチェックは驚愕の結果に…。学んだことを活かしていきたいです。
安達太良山にある「ほんとの空の碑」でも知られる高村光太郎の作品「智恵子抄」のモデルであり、洋画家であった妻、高村智恵子の生家と、智恵子の作品を展示した記念館。現存3点という油絵と病床で制作された紙絵を見ることができます。
二本松市油井字漆原町36
開館時間:9:00~16:30(入館は16:00まで)
休館日:水曜日(祝日の場合は翌日) /年末・年始(12月28日~1月3日)
入館料:大人(高校生以上) 個人:410円 団体:360円/子供(小・中学生) 個人:210円 団体:150円
電話:0243-22-6151
二本松市観光連盟
岳温泉の守護神を祀る神社。歴史上三度の移転があり、その都度建立された甲子大黒天は現在で三代目。初代、二代目も現存していますので、三代すべて巡ってみるのもいいかもしれません。
二本松市岳温泉1丁目(ヒマラヤ大通りを登りきったところ)
岳温泉のバスターミナルから桜坂を抜けたところにある、ほんとの空を映し出す池が美しい公園。桜の時期には、雪で白く染まった安達太良山と桜の景色を楽しむことができます。
二本松市岳温泉1丁目(桜坂を下りきったところ)