特別企画
会いに行きたいシェフがいる───。
ふくしまの食の魅力を追求し続ける輝くシェフたちをご紹介します。
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農家の思いを伝えたい!
震災を機に開店した看板のないレストラン肉と野菜の農家イタリアン Arigato
小濱 友和 さん【郡山市】「私たちはお客さまと農家さんの架け橋のような存在。おいしい料理を通じて農家さんの思いを伝えることを使命のように感じています」と語るのは、隠れ家的レストランArigatoで料理長を務める小濱友和さん。2016年にオープンしたArigatoは、東日本大震災の風評被害に苦しむ農家の力になれたらと、郡山市近郊で仕入れた食材を中心に使用しています。また、各テーブルに料理を運ぶ際には、食材の特徴や生産農家についてスタッフが説明するなど、積極的に情報を発信しています。
さらに、「第二の我が家」のようにリラックスして料理を味わってもらうため、お客さまの来店時には「お帰りなさい」と出迎えます。店を探すワクワク感も楽しんでもらおうと、看板はあえて設置していません。おいしい料理はもちろん、こうした温かい雰囲気や遊び心も味わえるのが、Arigato流のおもてなしです。
「うねめ牛のステーキ」は福島県の形をした器で提供。郡山市の窯元に制作を依頼した特注品です。旬の野菜のおいしさを堪能できるサラダ。「契約農家の皆さんとお話しすると、食材にかける情熱をひしひしと感じます」と小濱さん。肉と野菜の農家イタリアン Arigato- 所郡山市安積4丁目35 1階
- 問TEL 024-983-9678
- 営ランチ11:00~15:00(LO14:00)、ディナー18:00~22:00(LO21:00)、祝前日・祝日は通しで営業
- 休木曜夜、不定休
- 料ランチ2,200円から、ディナー約4,000円から
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シェフの美技を目の前で!
フレンチのエッセンスが光る鉄板焼きTeppanyaki あいづ家
佐藤 学 さん【会津若松市】会津若松市出身の佐藤学さんは、県内各地のレストランやホテルでの修業を経て、2009年に独立。フランス料理をベースにした創作料理の店を七日町通りにオープンしました。当初から会津の食材にこだわった料理を提供していましたが、農家の皆さんとの交流が深まるにつれて、料理を出すだけでは農家の思いがお客さまになかなか伝わらないと感じるようになり、2017年に一念発起!ホテル勤務時代に経験があった鉄板焼きの店へとリニューアルを果たしました。コの字形のカウンターですべてのお客さまに目を配りながら、目の前で調理し、素材の魅力を自分の言葉で伝えるというスタイルが好評を博しています。「自分で実際に食べてみて、おいしいと感じた食材だけを使うというこだわりは今も昔も変わりません」と微笑む佐藤さん。会津の食の魅力を多くの人に届けたいという熱い思いは、心の中で燃え続けています。
店内が大いに沸くフランベ。大きな炎を目の前で見ることができます。「あいづ家流すき焼き」は卵を泡立てたサバイヨンソースをかけて提供。フレンチの技を組み合わせるのがあいづ家流!Teppanyaki あいづ家- 所会津若松市七日町2-51
- 問TEL 0242-29-0371
- 営ランチ11:30~14:30(LO13:30)、ディナー18:00~22:00(LO21:00)
- 休月曜(祝日の場合は営業し翌日休み)、火曜昼
- 料ランチ2,000~4,000円、ディナー6,000~8,000円
福島県の空の玄関口・福島空港の魅力にフォーカス! 今回は、旅客ターミナルビル2階にある売店「福島エアポートサービス 福島空港店」のおすすめ商品をご紹介します。
福島空港は玉川村と須賀川市にまたがって位置しており、須賀川市は特撮の神様として知られる円谷英二監督のふるさとです。そのため、ウルトラヒーロー・怪獣にちなんだモニュメントやデザインを各所で目にすることができます。2階にある売店「福島エアポートサービス」では、ウルトラマンとバルタン星人の像が出迎えてくれますよ!福島県の銘菓や工芸品などを豊富に取り揃えた、おみやげ選びに便利なスポットです。
福島空港
- 所玉川村北須釡字はばき田21
- 問旅客ターミナルビルについて : 福島空港ビル
TEL 0247-57-1511 - 営ターミナルビル 6:30~21:00
福島エアポートサービス(2階売店)7:00~18:15
ふくしま逸品堂・ヤマザキショップ(1階売店)
7:00~18:00 - 休無休
「恵み」「伝統」「日常」の3つのテーマに沿って、県内各地に点在する秋の定番スポットに加えて、ワクワクドキドキの特別企画をぜひお楽しみください。