特別企画
会いに行きたいシェフがいる───。
ふくしまの食の魅力を追求し続ける輝くシェフたちをご紹介します。
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シェフの手で地元食材が一層輝く!
フレンチの技が光る洋食店こおり地産洋食店 メルバ
南澤 学 さん【桑折町】「献上桃の郷」として知られる桃の名産地・桑折町に2022年、フランス料理の技が光る洋食店「メルバ」がオープンしました。オーナーシェフの南澤さんは、21年間にわたって福島市でフランス料理店を営んできましたが、福島駅前の再開発に伴い閉店し、桑折町へ転居。町特産の桃と、桃を使ったフレンチのデザート「ピーチメルバ」に着想を得て、店を「メルバ」と命名しました。
近隣の農家が育てた野菜や、町内でのびのび育った平飼い鶏の卵などを使用し、オムライスやガレットなどを提供しているほか、夏は、福島県を代表する桃の品種「あかつき」をサラダやスープにアレンジした「桃コース」も登場します。「今度そば打ちを習いに行くので、ゆくゆくは桑折町産そば粉の手打ちそばも味わえる洋食店になるかも」と笑う南澤さん。地元食材への尽きない愛から、今後も素敵なメニューが生まれそうです。
卵を4個も使用し、伊達鶏のチキンライスを閉じ込めた贅沢なオムライスは、ランチの人気メニュー。7月中旬~8月中旬に登場する「桃コース」の中でも、最も良質な桃でつくり上げる「ピーチメルバ」。こおり地産洋食店 メルバ- 所桑折町字堰合42-1
- 問TEL 024-502-2386
- 営ランチ11:30~15:00(LO14:00)、ディナー17:30~21:00(LO20:00)
- 休火曜、水曜、その他の休業日はInstagramでお知らせしています。
- 料ランチ 約1,500円~、ディナー 約3,000円~
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調理も接客も丁寧に――。
その一皿に旬の素材と思いを込めてRestaurant MADY(レストラン マディ)
吉川 未来 さん・ 晃 さん【南相馬市】埼玉県から移住した吉川さんご夫妻が、南相馬市で2022年にオープンしたレストランマディ。調理も接客も丁寧に…そんな思いを込めて、「丁寧に」という意味の福島の方言「までい」から、店をマディと名付けました。埼玉県出身の晃さんが調理、浪江町出身の未来さんが接客と調理補助を担当し、和洋折衷の創作料理を提供しています。
「大学時代、埼玉の飲食店でアルバイトをしたのがきっかけで、おいしい食材がたくさんある福島県でいつか自分たちの店を開こうと決意しました」と話す未来さん。マディでは、直売所や地元農家から福島県産の野菜を仕入れ、旬の地ものを生かしたメニューが味わえます。中でも一押しメニューの「バーニャカウダ」は、隠し味に味噌を加えた特製濃厚ソースが野菜によく合うと評判です。細部に思いを巡らせた「までい」スピリッツ溢れる一皿を、マディは追究し続けます。
新鮮野菜を熱々の濃厚ソースでいただく看板メニュー「バーニャカウダ」。ディナーコースで提供する「福島牛のステーキ」。手軽に箸で食べられるよう、一口サイズにカットしてお出しします。Restaurant MADY- 所南相馬市原町区大町2-104
- 問TEL 0244-41-9025
- 営ランチ11:30~15:00(LO13:30)、ディナー18:00~22:00(LO21:00)
- 休火曜、第1・3水曜。最新情報はInstagramでお知らせしています。
- 料ランチ1,800円~、ディナー3,000円~
福島県の空の玄関口・福島空港の魅力にフォーカス! 今回は、旅客ターミナルビル1階にある売店「ふくしま逸品堂」をご紹介します。
「ふくしま逸品堂」では「厳選した福島県の逸品」をコンセプトに、食品・地酒・加工品・工芸品などを販売しています。空港が位置する玉川村特産のフルーツ「さるなし」や「空芯菜」を使用した加工品、特約店のみに並ぶレアな地酒など、おすすめ商品が盛りだくさん! また、福島空港の就航先や乗り継ぎ先の物産販売イベントも定期的に開催しています。
福島空港
- 所玉川村北須釡字はばき田21
- 問旅客ターミナルビルについて :
福島空港ビル TEL 0247-57-1511 - 営ターミナルビル 6:30~21:00
ふくしま逸品堂・ヤマザキショップ(1階売店)7:00~18:00
福島エアポートサービス(2階売店)7:00~18:15 - 休無休
白河伝統の工芸品と言えば、江戸時代に誕生したと言われる「白河だるま」! 天明の大飢饉で疲弊した地域の産業を元気にするため、当時の白河藩主・松平定信がだるま作りを奨励したのが起源と伝えられています。現在、白河市には2つの白河だるま工房があり、そのひとつが「白河だるま総本舗」です。2021年にオープンした「だるまランド」では、張り子作りの様子を見学できるほか、バラエティ豊かな個性派だるまを購入することもできます。