画家・絵本作家の町田尚子は、絵本の物語を繊細なタッチと大胆な構図で描くことでその文章が生きる空間を表現し、高い評価を受けています。そうした町田の絵本には、共通して猫の姿が表されています。
町田の座右の銘は、「隙あらば猫」。童話や遠野物語、怪談絵本など、様々な物語の中で、猫を主人公として、時に脇役として登場させています。描かれた猫たちは、毛並みから仕草まで緻密に表現され、猫と共に暮らす町田の観察眼の鋭さ、そして猫を慈しむ眼差しが感じられます。
本展覧会では、デビュー作から最新作までの絵本原画や絵画、ラフスケッチなど貴重な制作資料を紹介します。絵本原画そのものが持つ繊細な筆致や迫力のある描写をお楽しみください。
・会 期/2022年6月19日(日)〜8月16日(火)
・開館時間/午前10時~午後6時(展示室への入館は閉館の30分前まで)
・主 催/喜多方市美術館
・企 画/協力青幻舎プロモーション
・協 力/喜多方市立図書館
・後 援/福島民報社、福島民友新聞社、朝日新聞福島総局、読売新聞東京本社福島支局、
毎日新聞福島支局、産経新聞福島支局、河北新報社、福島テレビ、福島中央テレビ、
福島放送、テレビユー福島、ラジオ福島、ふくしまFM、喜多方シティエフエム
・観覧料/一般600円、小中高生250円、65歳以上75歳未満300円、未就学児・75歳以上無料
・休館日/毎週水曜日
・関連事業/※状況により変更する場合があります。
① 親子読み聞かせ会7月16日(土) 10:30〜11:00
② ワークショップ「るすばん中のねこを描こう」7月23日(土)13:30〜
③ 学芸員による作品解説7月10日(日)、8月7日(日) 各日14:00〜15:00