髙澤俊郎(1955〜)は、岩手県陸前高田市出身の造形美術家です。高校時代に盛岡市内の書店でゴッホの画集に出会ったことをきっかけに画家を志します。福島大学教育学部美術科を卒業後、福島県内の高校を始め、福島県内の特別支援学校で美術教諭として約40年にわたり勤務しました。その一方で青木繁記念大賞展、岩手県芸術祭、そして当館主催の「公募:ふるさとの風景展in喜多方」等に出品を重ね、福島県や岩手県を中心に作品の発表活動を行っています。
マチエール(matière)とは、「材料」という意味を持つフランス語で、絵具などの描画材が画面に作り出す材質感を指す美術用語でもあります。髙澤は自作のパネルを支持体に、砂やセメントなどを重ね、アクリル絵具で仕上げることで、独特の材質感をもった作品を一貫して制作し続けています。本展覧会では、実在感のある具象画からモノクロームが基調の抽象画まで、表現の変化に富んだ絵画約45点を展示いたします。作品を通じて、堅牢なマチエールの迫力と、岩手と福島という美術家の二つの故郷への想いを感じていただけると幸いです。
1.作家によるギャラリートーク
日時:6月11日(日)13:30〜
場所:喜多方市美術館内
講師:髙澤俊郎氏(造形美術家)
参加費:無料 ※当日観覧券が必要です。
2.ワークショップ「マチエールの作り方、生かし方」
日時:6月24日(土)、7月1日(土)各日13:00〜15:30
場所:喜多方プラザ第三会議室
講師:髙澤俊郎氏(造形美術家)
参加費:1,500円
定員:10名 ※要申込
備考:汚れても良い服装でご参加ください。下書きを準備していただきます。
3.学芸員による作品解説
日時:7月15日(土)各日14:00〜
場所:喜多方市美術館内
参加費:無料 ※当日観覧券が必要です。
マチエールの流儀 髙澤俊郎展
歴史・文化
施設
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開催地 | 喜多方市美術館 |
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お問い合わせ |
喜多方市美術館 TEL:0241-23-0404 |
料金 |
一般600円、小中高校生250円、65歳以上75歳未満300円、未就学児・75歳以上無料 |
案内 |
休館日/毎週水曜日 |