長期避難と祭り-伝統文化がつなぐ地域住民の絆-
夏が来れば流れてきた笛や太鼓の音色。正月は集落内の各家を回って神楽の奉納。
このような習慣が2011年3月11日を境に途絶えました。
東日本大震災と東京電力福島第一電子力発電所事故後、多くの人々が避難を余儀なくされました。
しかし、人々はそのような中でも、その地域に根付いてきた「神事」や「祭事」を復活させるために再度集まっています。
今回の企画展では、この「神事」や「祭事」がコミュニティ復活への兆しとなる可能性に着目し、活動再開に向けた想いや奮闘する姿を紹介します。
関連イベント
ふたば・いいたて民俗芸能大集合!
企画展でご協力いただいた団体による民族芸能の実演を行います。
普段は別々の地域で上演されている獅子舞や神楽、太鼓などを一度に観ることができる貴重な機会です!
また、避難中に津島地区(浪江町)の子どもたちが制作した「子ども神輿」や「巨大うちわ」の展示なども行います。
【開催日時】
2025年2月22日(土)・23日(日) ※時間調整中
【開催場所】
東日本大震災・原子力災害伝承館
【チラシ】長期避難と祭り-伝統文化がつなぐ地域住民の絆-