
サウナブームとともに流行した「ととのう」をキーワードに、ヘルスケアの視点からココロとカラダをととのえる展覧会を開催します。
美術館でのヘルスケアの可能性について科学的検証を紹介するとともに、印象派作品などにみられる自然への眼差しやダリによる天国描写などもご覧いただきます。
その他、特別展示として、タナカカツキの『マンガ サ 道』の原画展示もお楽しみください。
Introduction
展覧会のキーワードでもある「ととのう」がどのような状態を指すのかを紹介するとともに、「ととのう」美術館体験のための鑑賞前の脳と体のエクササイズを紹介します。
第1章 博物館浴で「ととのう」
鑑賞体験が健康・ウェルビーイングにもたらす効果について、科学的な実証実験の方法やその結果を紹介します。
第2章 画家の感じた印象に「ととのう」
印象派をはじめとしたた戸外制作の画家たちの表現を時代背景から紐解き、画家たちが自然に魅了され、戸外制作に至った経緯を紹介します。
第3章 天国で「ととのう」
サルバドール・ダリが描いたダンテ『神曲』天国篇の挿絵版画を引用し、ダンテやダリが想像した天国世界を紹介します。
特別展示
流行語“ととのう”の火付け役にもなったタナカカツキ氏(『マンガ サ道』作者)による『マンガ サ道』の原画展示や、サウナ体験、マインドフルネスにヒントを得た鑑賞体験を紹介します。
