
作品の本筋だけではない雑談や裏話といった、知られざる“よもやま話”にスポットを当てた展覧会です。
サルバドール・ダリやアルフレッド・シスレー、ポール・セザンヌetc.様々な作品をご覧いただきながら、美術の歴史的な軌跡とその背後にある物語や技法、作家の人間性などを紹介します。
よりみちを楽しむように自由に会場を巡りながら、アートの豊かさや奥深さを感じ、美術の面白さに触れる体験ができます。
“美術史”でよりみち
西欧の風景画は時代や風土などによって捉え方が異なります。
特に18世紀以降、自然風景の本質とは一体何なのかが度々論じられます。
印象派の画家たちはじめとした次世代の画家たちにも多大な影響を与えた英仏の風景画家たち。
彼らの作品から観る新たな美の規範とは…?
“人物”でよりみち
エコール・ド・パリの画家ジュール・パスキンの作品は退廃、倦怠感、孤独感といった印象をもたらすことがしばしば指摘されますが、その背景にはパスキンの私生活が大きく関わっていたのはご存知でしょうか。
「モンパルナスの王子」とも称されたパスキンの衝撃的な一面とは一体…?
“技法”でよりみち
「技法」という切り口から、作品がどのようにして制作されたのか、どのような技法や素材が使われているのかを解説します。
制作過程を通して、技術的な理解を深めながら、また一方で、作品を物質としてみるといった新たな視点で作品をお楽しみください。
