
フリーのカメラマンとして活躍していた真継不二夫が、太平洋戦争中の1942(昭和17)年から1945(昭和20)年の間、海軍特別報道班員として広島県・江田島の海軍兵学校を撮影した作品。
青春真っ盛りの彼らは写真の中で屈託のない笑顔を見せていますが、特別攻撃隊として常に死の覚悟を抱いていた胸のうちは量り知れないものがあり、戦後80年を迎える現在でも、褪せることのない様々な思いを感じさせます。
1997年に東京・日本カメラ博物館にて大盛況を収めて以来、約28年ぶりの展示となります。
大変貴重な機会ですのでぜひご来場ください。

福島市写真美術館

