<団塊旅行が人気>
今、団塊の世代がグループで旅する企画が激増している。
国内旅はもちろん、世界ツアーでも旅行各社は団塊集団を確保するのが第一目標に掲げている程だ。そんな昭和20年代に誕生した方達が、懐かしむ俳優や歌手が眠る記念碑。慰霊碑を巡る旅も人気急上昇中だ。
今回訪れたのは、いわき市塩谷崎灯台。1957年(昭和32年)映画「喜びも悲しみも幾歳月」(松竹映画作品、木下惠介監督)が公開され、主題歌共々日本国内で全国的ヒット。灯台職員とその家族が日本全国の辺地の灯台勤務で積み重ねる、長い人生の哀歓を描いた映画作品の舞台である。映画には塩屋埼灯台もロケーションで登場しました。しかし、2011年(平成23年)3月11日の東北地方太平洋沖地震により消灯。2011年11月30日約9ヶ月ぶりに再点灯した。
塩屋崎灯台は塩屋岬にありますが、もう一つ近くに有名な場所があります。それは、塩屋崎灯台のたもとに立つ「みだれ髪」歌碑です。故美空ひばりが歌った「みだれ髪」が有名です。団塊の世代とは、昭和の時代を励まし合い共に生き抜いてきた世代です。皆様方、是非ここを見学したいと願う思いが実り、会津若松市から旅してきました。
同じ福島県内でも、西の外れから東の果てまで。近くて遠い塩屋崎灯台と、美空ひばり慰霊碑を訪れたのです。今回は、単なる観光目的ではありません。知人も住んでいた海岸線の宅地跡。津波被害で、未だに土台しかないかない悲しみの地に、皆で黙祷しました。
慰霊碑の前に立ちますと、美空ひばりさんの明るい笑顔が思い出されます。「髪のみだれに手をやれば、赤いけだしが風に舞う、憎や恋しや塩屋の岬……。」女心の哀歌も心痺れますけど、作詞は星野哲郎さん。作曲は、船村徹先生です。実は私も、不思議な縁を感じています。それは、美空ひばりさんが亡くなった翌年でしたか、追悼、美空ひばり演歌大賞の催しがありました。もちろん、審査委員長は船村徹先生でした。その時私も、唄が好きでエントリーしまして偶然にも優勝トロフィーを船村先生から戴いた事があります。(昔の話)
美味しい昼食
塩屋崎灯台を見学後、昼食は灯台近くの「福仙」で海の幸膳を戴きました。
海の匂い忘れないようしっかりと味わいました。
「マリンタワー見学と、ららミュウでお買い物」
小名浜漁港が、一望できるマリンタワーからの眺めは素晴らしかったです。初めてのお客様も多く歓声が上がっていました。しかし、海岸線沿いには津波の傷跡も残っています。タワーから直ぐ近くに見えた「いわき市ららミュウ」に立ち寄りました。そこには、海の幸が山盛りでした。山からの?お客さんさんでしたので、海の幸を大量に買い付けていましたよ!浜通り復興を祈りながら、会津への帰路につきました。