須賀川市岩瀬に新しい観光スポット
「日本しゃくなげつつじ苑」
須賀川市といえば、牡丹園と大桑原つつじ園が主な観光スポットだった。そして今回新たにオープンしたのが、須賀川駅から西に約15km。奥羽山脈の麓に近い岩瀬地区。ここには、国内外のしゃくなげをはじめ、新作や未発表のしゃくなげ約1000本近くの種類が丘陵地に植栽されている。庭園の広さは、約1.4ヘクタールもの敷地がある。
日本のしゃくなげ・つつじの第一人者である園主(鈴木春義氏)が作り出した須賀川の地に咲く世界で一つの花「幻の信濃つつじ」をはじめ、英国王立園芸協会へ国際名称登録した12品種のしゃくなげ、ゆりなどの珍しい品種の花を真近に観賞できる。
古くからシャクナゲと言えば、シャクナゲ亜属に属するハクサンシャクナゲ・キバナシャクナゲ・ホソバシャクナゲ・ツクシシャクナゲ・アズマシャクナゲ・ヤクシマシャクナゲなどを総称して、シャクナゲと呼ぶ。その他の亜属は、サツキまたはツツジ類と称する。
苑内での人気スポットは、石楠花と肩を並べて「信濃つつじ」かな。
その数なんと約2000本近くあり、5月中旬に掛けて次々と開花しています。まさに、日本一の本数を誇る。撮影して気がついたのですが、同じ種類でも花びらの色彩が微妙に異なるのです。淡くオーバーフラッシュした色彩は、ほんとに心動かされる色彩でした。
園内には、小川も流れて散策コースが設けられている。次々に開花する石楠花や、鮮やかなツツジが観賞できます。色とりどりの手毬花を撮影したり、花木販売所では、お好みの花も購入できます。園主に出合うチャンスがあれば、石楠花の育て方などお話が伺えるかもしれません。
苑内散策で疲れたら、梅田地区から車で約15分と程近い郡山市三穂田地区には、お食事から立ち寄り湯も楽しめる天然温泉「のんびり温泉」「アルパカ牧場」があります。初夏に向けての、家族旅行など、どうぞお楽しみ下さい。
http://www.tif.ne.jp/jp/ati/ati_disp.php?id=13403&area=0&keyword=アルパカ牧場&start=0
【日本しゃくなげつつじ苑】
〒962-0303 須賀川市梅田字岩瀬85 (地図)
TEL:0248-65-2339
●アクセス・・・東北自動車道郡山南ICから車で約12km。
又は、東北自動車道須賀川ICから県道67号線で約15km。
●入園料:大人500円/子ども(中学生以下)300円
※団体(10名以上) 3割引
●無料駐車場:約60~70台。マイクロバスもOK