文明3年(1471)、大内晴継の子・宗政が築城した山城の跡です。当時は「塩松地方」と呼ばれていたこの地の風土が、宗政の生まれた若狭の国の小浜に似ていることから「小浜城」と命名したと言われています。これが現在の当地の地名「小浜」の由来です。天正13年(1585)、その前年にわずか18歳で家督を継いだ伊達政宗が大内氏を攻め落として塩松地方を制圧しました。小浜城に無血入城を果たし、以後1年間居城しました。小浜城は、若き政宗の天下取りの野望が始まった場所です。小浜城は下館と呼ばれ、南方約2㎞の地にある上館(宮森城)と連携して防衛を担っていました。現在は本丸跡が史跡公園として整備され、桜の名所としても知られています。
小浜城跡
歴史・文化
住所 | 福島県二本松市小浜字下舘地内 |
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ホームページ | http://www.nihonmatsu-kanko.jp/?p=827 |
交通アクセス |
車:東北自動車道二本松ICから車約20分 鉄道:JR東北本線二本松駅からタクシー約20分 |
お問い合わせ |
岩代観光協会 TEL:0243-65-2803 FAX:0243-55-3005 |
案内 |
桜の見ごろ:4月中旬頃 |