「仏都会津」発祥の寺院として、会津仏教文化を色濃く残すお寺です。多くの文化財を保有しており、貴重な文化財の中には、木造金剛力士立像(国指定重要文化財)や会津最古の厨子(国指定重要文化財)、銅鐘(県指定重要文化財)、雪国会津には珍しい三重塔(県指定重要文化財)などがあります。春には“会津五桜”の一つである「虎の尾桜」が咲き誇り、野点茶会も開催されます。秋には大銀杏が美しく色づきます。会津三十三観音29番札所。境内は自由に散策できます。観光ガイドの案内があれば満足度もアップします(ガイドは有料・要予約)。
観音堂前にある虎の尾桜はオオシマザクラ系サトザクラの一品種で、葉が花よりもやや先に芽吹きます。おしべが花びら化する珍種で、淡い色合いの花が咲きます。歴代領主が訪れ観賞したといわれる名木です。