隈戸川に面した10m余の断崖に、龕高【がんこう】90cm以内・像高40cmから60cmの仏像が彫刻されている。尊像は薬師如来【やくしにょらい】1体、阿弥陀如来【あみだにょらい】1体、地蔵菩薩【じぞうぼさつ】1体、観音菩薩【かんのんぼさつ】(各種)32体尊名不詳2体の合計37体あります。
磨崖仏【まがいぶつ】の大きさ、作風から同時期に製作されたものと思われますが、造立年代は『白河風土記』(文化2年(1805年)刊)に記載があることから、それ以前であることは確かで、像容【ぞうよう】などから江戸時代中期以後(1750年~1800年)と考えられています。
崖上には、前九年の役(1050年頃)に源義家が凱施のおり、矢柄で屋根を葺き建立したと伝えられている「八幡神社」の小祠【しょうし】があり、これが矢葺(矢吹)の地名のゆかりとなっています。
また、三十三観音磨崖仏群付近には、整備された自然公園があります。多種の山野草が自生しており地元自治会で保護・管理を行っています。
三十三観音磨崖仏群と史跡公園
歴史・文化
住所 | 福島県西白河郡矢吹町滝八幡112-1 |
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駐車場 | あり 無料 |
ホームページ | http://www.town.yabuki.fukushima.jp/page/page002566.html |
交通アクセス |
車:東北自動車道矢吹ICから車で9分 鉄道:JR東北本線矢吹駅から車で8分 |
お問い合わせ |
矢吹町都市整備課 TEL:0248-42-2116 |
案内 |
年中無休 |