桜の名所が多い福島県ですが、桜以外にも春を彩る美しい花を楽しむことができます。
この記事では、県内各地の見どころ満載な春の花スポットをご紹介します。
南相馬市原町区の萱浜地区の「なの花めいろ」(南相馬市)【ナノハナ】
【例年の見ごろ:4月下旬~5月上旬】
東日本大震災の津波等でおよそ300人の住民のうち77人が犠牲になった萱浜地区に、2012 年春に初めて開花し、地域に大きな喜びをもたらした広大な菜の花畑があります。菜の花迷路を作った団体「復興浜団」の代表で、津波で家族4人を亡くした地元農家の上野貴之さんは、2011 年 11 月に最初の種をここに植えました。
毎年、見渡す限りの巨大な菜の花畑の迷路を無料公開し、子供たちの笑顔があふれる場所になっています。
場所:南相馬市原町区萱浜北才ノ上82
詳細:https://www.facebook.com/fukkouhamadan
猪苗代ハーブ園(猪苗代町)【チューリップ・シバザクラ・ナノハナ・カモマイル】
【例年の見ごろ】
チューリップ:4月下旬~5月中旬
シバザクラ:5月上旬~中旬
菜の花:5月上旬~中旬(摘み取り体験有り)
カモマイル:5月上旬~6月中旬(摘み取り体験有り)
リステル猪苗代のホテル建物前に広がるハーブ園です。
磐梯山が見える絶好のロケーションの100,000㎡の敷地に約500種のハーブと菜の花などの草花が栽培され、ハーブや花の摘み取り体験もできます。
春はチューリップ、シバザクラ、菜の花、カモマイルなど色とりどりの花が咲きます。
場所:耶麻郡猪苗代町川桁天王坂2414−16
詳細:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=5012
三ノ倉高原花畑(喜多方市)【ナノハナ】
【例年の見ごろ:5月中旬~下旬】
会津盆地を一望できる三ノ倉スキー場のゲレンデなど約8haを利用し、春は菜の花が咲き誇ります。
眼下に広がる花のじゅうたんと自然の織りなす景観は息を呑むほどの美しさです。
見晴らしの丘には、菜の花やヒマワリの花言葉にちなみ「幸福の鐘」が設置されています。それぞれの願いを込めて鐘を鳴らしてみませんか。
場所:喜多方市熱塩加納相田北権現森甲857−6
詳細:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=6533
飯坂花ももの里(福島市)【ハナモモ】
【例年の見ごろ:4月上旬~下旬】
日本で唯一、世界中から集めた40種類もの花ももを約300本植栽しています。
樹姿は立性・枝垂れ性など、花色は赤・ピンク・白・咲き分けなど様々で、種類が多いことから約1か月にわたって花を楽しむことができます。
花の時期は夜のライトアップも実施しています。
場所:福島市飯坂町字舘ノ山
詳細:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=6728
白河関跡のカタクリ(白河市)【カタクリ】
【例年の見ごろ:4月上旬~中旬】
奥州三古関のひとつで歌枕の地としても有名な白河関跡は、2022年夏の甲子園で仙台育英高校が東北勢史上初の優勝を飾ったとき、「白河の関越え」が実現したと注目が集まりました。
春の訪れを告げる薄紫色の可愛らしいカタクリの花が一面に群生しています。
場所:白河市旗宿白河内7-2
詳細:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=5773
いわき市フラワーセンター(いわき市)【ウメ、ツバキ、ネモフィラ、シャクナゲ、バラ】
【例年の見ごろ】
ウメ:1月~3月
ツバキ:1月~4月
ネモフィラ:4月上旬
西洋シャクナゲ:4月~5月
バラ:5月中旬~5月下旬
いわき市フラワーセンターは、いわき市の丘の上にあり、四季を通じて様々な種類の花や植物が楽しめます。
春を告げるウメを始め、ツバキやネモフィラ、5月にはバラも咲きます。
また、温室の中の熱帯植物ゾーンは、一年通してバナナやパパイヤ、サボテンなどの暖かい地域の植物たちを間近で見ることができます。
場所:いわき市平四ツ波字石森116番地
詳細:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=4834
高蔵寺(いわき市)【シャガ】
【例年の見ごろ:4月下旬~5月上旬】
シャガは中国原産のアヤメ科の一種です。
杉木立の中の階段を降りると、あたりを埋めつくすかの様に約50万株の紫がかった白いシャガが咲き、厳かで幻想的な風景を味わうことができます。
※三重塔は解体修復中です。
場所:いわき市高倉町鶴巻50
詳細:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=1013
ジュピアランドひらたの芝桜(平田村)【シバザクラ】
【例年の見ごろ:4月下旬~5月上旬】
村のシンボルである蓬田岳の麓にあるジュピアランドひらたには、2.3haの敷地に約25万株の芝桜が咲き誇り、その地形を利用し織りなすピンクの花畑は絶景です。
毎年4月下旬から5月中旬に開催される「芝桜まつり」は、県内外の観光客が訪れる村最大のイベントです。
場所:石川郡平田村大字蓬田新田字蓬田岳437
詳細:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=140
風呂山公園(塙町)【ツツジ】
【例年の見ごろ:4月下旬~5月上旬】
日露戦争終戦後、当時の青年会の有志により町の希望の木として山つつじが植樹され、今日まで100年にわたり町民によって育てられてきました。
約4,000株の山つつじで真っ赤に染まる風呂山の絶景は「福島緑の百景」や「福島遺産百選」にも選ばれました。
場所:塙町大字塙字桜木町地内
詳細:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=5056
堂山つつじ公園(田村市)【ツツジ】
【例年の見ごろ:5月上旬〜下旬】
公園内のツツジは、昭和40年代に園主が自宅の裏山に植えたのが始まりです。
キリシマツツジ、リュウキュウツツジ、ドウダンツツジなど、種類も色も様々な5,000株のツツジが一斉に咲き競い合う様子は見る人の目を魅了します。
場所:田村市船引町門沢字大旦4
詳細:https://www.city.tamura.lg.jp/soshiki/18/douyamatutujikouen.html
高柴山(小野町)【ツツジ】
【例年の見ごろ:5月中旬~下旬】
5月中旬から下旬にかけて、約2万株のヤマツツジが山頂一面を真っ赤に染めます。
浮金口の登山道は、緑豊かな林間を歩いて約30分ほどで頂上まで登ることができ、展望台からは阿武隈の山々と市内を一望する眺望を楽しむことができます。
場所:田村郡小野町大字浮金
詳細:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=7080
大桑原つつじ園(須賀川市)【ツツジ】
【例年の見ごろ:5月上旬〜下旬】
大桑原つつじ園は、つつじだけでなく芍薬や石楠花など合わせて約5万株の花々を楽しむことができます。つつじが終わると芍薬の花が顔を出すなど、4月下旬~6月上旬まで花のコントラストを楽しむことができます。
園内には築150年の民家を利用した休憩所や食堂、売店などがあり、売店ではつつじや石楠花などの植木も生産直売しています。
場所:須賀川市大桑原字竹の花13
詳細:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=4720
相馬神社の藤棚(相馬市)【フジ】
【例年の見ごろ:5月上旬~中旬】
推定樹齢500年の藤は、樹高2.5m、直径14mに広がり、相馬市指定天然記念物になっています。
また、相馬神社のおまもりは、「馬九いくおまもり」といって、絵柄のなかに馬が9つ隠れています。何事も上手くいくよう、相馬神社に行ったらぜひ手に入れたいおまもりです。
場所:相馬市中村字北町101(相馬神社内)
詳細:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=7117
吉美根ふじ園(須賀川市)【フジ】
【例年の見ごろ:5月上旬~下旬】※ふじの開花に合わせて開園
1.5haの村越建設工業敷地内にて鮮やかに咲き誇るふじの花を公開しています。
満開時には花が1m以上も下がり、幻想的な雰囲気の中、ふじ棚の下の遊歩道を歩きながら、香り豊かな花々に囲まれてゆっくり鑑賞を楽しむことができます。
場所:須賀川市吉美根字土橋395
詳細:https://www.tif.ne.jp/jp/spot.html?spot=6727
春は福島で花めぐりを!
新生活や新年度で何かと忙しい春ですが、春の花めぐりで心を癒してはいかがでしょうか。
■浜通りの桜情報はこちら
https://www.tif.ne.jp/jp/news.html?news=17895
■中通りの桜情報はこちら
https://www.tif.ne.jp/jp/news.html?news=17896
■会津の桜情報はこちら
https://www.tif.ne.jp/jp/news.html?news=17897