奥州関門の名城と謳われた小峰城は、結城親朝が興国・正平年間(1340年~1369年)に小峰ヶ岡に城を構えたのがはじまり。寛永9年(1632年)に江戸時代の初代藩主、丹羽長重が4年の歳月を費やして完成させた梯郭式の平山城です。慶応4年(1868年)、戊辰戦争[白河口の戦い]で落城。約120年の時を経て、平成3年(1991年)に三重櫓、平成6年(1994年)に前御門が江戸時代の絵図に基づき忠実に木造で復元され、市のシンボルとして親しまれています。平成22年8月に、その歴史的な重要性が評価され、国指定史跡となりました。