ふくしま30座
訪れるなら、花見山の花が咲き乱れる季節。花見山に咲く多くの花が見頃を迎える時期は、多くの訪問者で賑わう。トウカイザクラ、ヒガンザクラ、レンギョウ、モクレン、ボケ、サンシュユなど多くの花が咲く。百花繚乱の桃源郷と呼ばれる花見山。その彩りを求めて、多くの人々で賑わう花見山の陰に隠れるように佇む里山である十万劫山。この山には風神、雷神を初め多くの神様がまつられている。この山は地元の人々にとっての雨乞山であった。花見山の外側を歩き、十万劫山山頂を踏み、フィナーレに花見山に至るコース設定がいいだろう。
十万劫山 花見山山頂
花見山入口バス停から、車道を東に向かうと、菜の花に枝垂れ桜が目に飛び込んでくる。日本の原風景のような景観に見とれながら茶屋沼に至る。しばらくは車道をたどり、桜などを楽しみながら小さな峠までたどる。ここから車道を離れ、カタクリなどを眺めながら山道をたどる。やがて静かな十万劫山の山頂にたどり着く。山頂には風神、雷神などが祀られている。山頂からは、東へと尾根を下る。雑木林の広い道を下れば、花見山への分岐となる。ここから花の溢れる花見山へはすぐの距離だ。
花見山入口バス停 - [30分] - 茶屋沼 - [1時間10分]- 十万劫山山頂 - [30分] - 花見山分岐 - [25分] - 花見山 - [15分] - 花見山入口バス停
福島駅東口 - [福島交通バス(渡利南まわり)約20分]- 花見山入口バス停
福島交通バスWEBサイト
東北自動車道福島西ICより約20分
※桜のシーズンは交通規制があるため、要確認。
福島市観光コンベンション協会WEBサイト
福島市ウォーキングトレイル駐車場
※桜のシーズンは利用不可
※GoogleMapで検索される場合は「花見山公園 臨時駐輪場」で表示されます(2019年1月現在)
駐車場にトイレあり
なし
福島西IC下りて国道115号線にセブンイレブン福島成川店
2世紀頃、日本武尊(やまとたけるのみこと)が湯につかり、たちまち病が治ったと伝わる東北地方でも有数の古湯。松尾芭蕉や正岡子規も訪れたという。日帰り利用もできる多くの旅館のほか、9つの共同浴場がある。さらに、飯坂温泉を流れる摺上川の上流には市営の温泉施設「もにわの湯」がある。
飯坂温泉オフィシャルサイト
温泉
飯坂温泉のなかで一番古い湯である共同浴場の鯖湖湯は風情も満点。
温泉
「もにわの湯」は内風呂と露天風呂を備える日帰り温泉施設。摺上川ダムの調査試掘の際に発見された源泉を利用している。
観光スポット
春になると、サクラをはじめ、ウメ、モモ、レンギョウ、ボケ、サンシュユ、モクレン、ハナモモなど、約60種の花々が山の斜面を色鮮やかに覆いつくす花の名所。個人の所有地が公園として無料開放されている。
観光スポット
飯坂温泉の中心地から少しはずれに、世界中から集められた40品種のハナモモが植えられている。その数は80アールの敷地に300本。赤やピンク、白などの色とりどりの花を4月初旬から5月初旬まで楽しめる。
グルメ
円盤状にまるく並べて焼いた餃子は「ふくしま餃子」とも呼ばれる名物。福島市内に複数の店があり、もちもちの皮やパリパリの薄皮、野菜たっぷりの具など、店それぞれのこだわりを、ぜひ食べ比べてみたい。
グルメ
国内で初めて飯坂温泉でラジウムが確認されたことから名づけられた温泉たまご。地元産の新鮮な卵を温泉原湯につけてできあがる。滋養効果満点の飯坂温泉名物。