磐梯山南麓の泥流地形突端部に築かれた平山城で、中世この地を支配した猪苗代氏代々の城跡です。城があった当時の石垣が今も残されており、城山の一帯は整備され紅葉を見ながら散策も出来るスポットになっています。
またいなわしろ新八景、第六番に指定されており、頂上には野口英世の石像が猪苗代の町を見守っています。
公園敷地内には、総合体育館「カメリーナ」や体験交流館「学びいな」、図書館「和みいな」などのほか、屋外に「じゃぶじゃぶ池」や「わんぱく広場」などの幼児づれの家族ものびのびと遊べる施設があり、町内外の人の憩いの場となっています。
明治38年に町内の有志が私財を投じて桜やツツジを植栽して公園を整備しました。町民からは「お城山公園」と呼ばれ、お濠の内外に植えられた桜は、残雪の磐梯山や猪苗代の景色と競演します。