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2013.09.19(木) 09:34 取材記事(合宿)東京大学地文研究会天文部が南会津町で合宿!

望遠鏡を囲む部員達

 9月6日から3泊の日程で、東京大学地文研究会天文部50名が南会津町で合宿を実施しました。
「福島県に合宿で来るのは10数年ぶりだと思います」と部長の山口順平(2年生)さん。
「福島市の浄土平やここ南会津は星が綺麗なことで有名です。下見の際に地元の方に南会津で見られる星について説明してもらったことや都内から3時間で来れるという魅力も合宿先を決定する理由になりました」と合宿担当の前田巌(2年生)さん。
 観察の時間はもちろん夜で、望遠鏡は5台しかないので部員は順番に観察します。部内の親睦を深めるのも合宿の目的だそうで、順番を待っている間は各自、自由に過ごせるとのことでした。
 取材に伺った9月7日の夜はあいにく雨の天候でしたが「今は曇りでも、夜中に晴れることがある。昨日も曇っていたが午前3時ごろに晴れて、ここに来て良かったと思える空を見れました」と前田さんが教えてくれました。「原発のことは、事前に調べて、ここ南会津町が原発より100キロ以上離れていることや、線量の数値も低いことは分かっていました。実際に福島に来てみると自然豊かで、素晴らしいです。施設も朝方までお風呂を開放していただいたり、何かとわがままを聞いてもらっています。ご飯も美味しいし」とお二人は笑顔で話してくれました。11月には学祭でプラネタリウムを製作するとのこと、南会津町で見た星群が登場するかもしれません。

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