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2014.04.02(水) 10:57 その他沖縄県糸満市立西崎小学校合唱部が福島市内の仮設住宅を訪問!

仮設住宅を訪問した合唱部5・6年生のメンバー

振り付きで熱唱する合唱部の子どもたち

手遊びを交えながらわらべ歌を披露する子どもたち

集合写真

 沖縄県糸満市立西崎小学校合唱部5、6年生15名が、平成26年3月23日に福島市音楽堂で開催された第7回声楽アンサンブルコンテスト全国大会の一般の部に沖縄県代表として出場するため来県し、コンテストでの発表前の同月21日には、震災で被災された方々に少しでも元気になってほしいという思いから、福島市松川町地区にある飯舘村松川第二仮設住宅を訪れ、合唱を披露するなど、村民と心温まる交流をしました。
 披露した曲は「Belive」、「手のひらをかざして」や、沖縄の方言で歌われる「あかな~や(夕焼け)」、その後は沖縄の着物に着替えて、糸満市に伝わる「わらべうた」を、輪になり手遊びを交えながら披露し、最後は集会所に集まった村民も一緒に「ふるさと」を歌いました。
歌い終えると、沖縄に残っている西崎小学校合唱部のメンバーを含めた30名のメッセ―ジと、沖縄の方言で「チバリヨー(がんばって)」と大きく書かれた横断幕を手渡しました。集まった村民は、明るい子どもたちに元気をもらい大変喜んでいる様子でした。
 部長の佐久本詩音(さくもとしおん)さん(6年生)ら7名の感想を伺ったところ「自分たちの歌で、少しでも元気になってくれたら嬉しいという気持ちで歌った。わらべ歌を披露した時は笑顔で聞いてくれていたので楽しく発表できた」、「仮設住宅に自分が住むと考えたら辛くて耐えられない気持ちになる。2年で自分の家に帰れると思っていたのに3年経ってもいつ帰れるかわからないという飯舘村の方の話を聞いたときは皆早く帰れるようになってほしいと思った」と話してくれました。

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