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2014.06.30(月) 16:37 取材記事(教育旅行)千葉県船橋市立御滝中学校が会津若松市と北塩原村で修学旅行を実施!

民芸品店で職場体験学習

携帯ストラップを製作

鶴ヶ城天守閣で職場体験学習

天守閣入口で入場券の確認

 千葉県船橋市立御滝中学校3年生208名が、平成26年6月4日から6日までの2泊3日の日程で、修学旅行のため会津若松市と北塩原村を訪れました。
 同校は昭和54年から会津地方を修学旅行の地とし毎年訪れていました。震災後の3年間は他県での実施でしたが、今年度から再開し今回で33回目の来訪となるということです。
 修学旅行初日の4日は、生徒たちがそれぞれの班に分かれて会津若松市内を散策し、史跡の見学や絵ろうそくの絵付けを体験するなど、会津の歴史や伝統文化について学びました。
 会津若松市内の東山温泉に宿泊した一行は、翌5日、「会津ふれあい体験学習」として、市内約50か所の事業所に分かれて職場体験を実施しました。職場体験先の民芸品店に取材に伺ったところ、生徒たちは店主の指導を受けながら、商品のラッピング作業や、会津漆が施されたビーズでのアクセサリー製作に励んでいました。完成したアクセサリーは商品として実際に店頭に並べられるため、生徒たちは一つ一つ心を込めて丁寧に作り上げていました。生徒の小圷(こあくつ)優佳さんは、「携帯ストラップを作ったが、ひもやビーズの色の組み合わせにこだわって楽しく作業ができた」と色鮮やかな携帯ストラップを掲げながら話してくれました。
 鶴ヶ城での職場体験では、庭園の芝生の手入れのほか、入場者の接客を体験しましたが、生徒たちは笑顔で観光客に接していました。入場案内のスタッフの仕事を体験した古川開都さんは、「体験を通じて地元の方との絆が深まった。震災後の福島にまだ不安を持つ人もいるかもしれないが、自然や歴史が豊富で良いところなので、もっとたくさんの人に訪れてほしい」と話していました。
 その後生徒たちは次の宿泊地となる北塩原村のペンション12軒に分宿し、翌6日には五色沼の散策やキャンプ場でバーベキューを行い、福島の自然を満喫しました。

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