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2014.07.15(火) 09:46 取材記事(教育旅行)新潟県佐渡市の小学校2校が修学旅行で会津若松市の仮設住宅を訪問。

質問をする児童(畑野小学校)

お礼の手紙を読み上げる代表(畑野小学校)

熱心に震災講話を聴く児童たち(七浦小学校)

熱心に震災講話を聴く児童たち(七浦小学校)

 新潟県佐渡市の畑野小学校6年生33名と七浦小学校6年生6名が、平成26年6月19日から20日、1泊2日の日程で会津若松市と猪苗代町を訪れました。
 19日は、会津若松市内にある仮設住宅を学校ごとに訪問。児童たちは震災により大熊町から会津若松市に避難している自治会長の塚本英一さんらから、震災当日や避難先での状況、仮設住宅での暮らしについて説明を受けました。
 「避難所を何か所も回って、やっと入ることができた」「寒い夜、家族3人1枚の毛布で寝た」など、普段聞くことのできない震災体験を、児童たちはメモを取りながら熱心に聞き入っていました。また、「震災で友達と離れ離れになった孫が、その後再開して元気を取り戻した。子どもにとって友達が本当に大切」という住民の言葉に、児童たちはお互いの顔を見合いながら共感している様子でした。
 講話後に行われた質疑応答では、「仮設住宅は誰が建てたのか」「家賃はかかるのか」「住み心地はどうか」といった住まいに関することや、「津波の高さは何メートルだったか」「震災から命を守るには何が大切か」といった質問がなされました。児童たちは震災の事前学習を行ったことや、通っている小学校が海に近いことから、津波の話になると一層真剣な表情で耳を傾けていました。
 その後各校は、鶴ヶ城や御薬園、飯盛山などで班別自主研修を行い、翌20日は日新館や野口英世記念館などを訪れ本県の歴史を学びました。

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