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2014.09.16(火) 13:53 取材記事(教育旅行)富山県の高校生が本県の高校生と再生可能エネルギーをテーマに交流!

安達高校の生徒たちとの交流

各校の研究発表

火山によってつくられた自然の説明

雪室見学

 富山県立泊高校と同入善高校の生徒33名が、平成26年8月4日から6日の2泊3日の日程で、国の地熱開発理解促進関連事業の一環で、本県の再生可能エネルギーの取組を視察するため、二本松市、北塩原村、柳津町などを訪れました。
 取材に伺った8月5日には、二本松市にある県立安達高校において「再生可能エネルギー」をテーマに交流会が実施されました。交流会では地熱発電、温度差発電、地元産業の現状と課題等について、各校の研究内容が発表されました。化学反応を用いた検証や大学の協力により行われた実験の発表は素晴らしく、特に熱エネルギーから電気エネルギーを作る実験では圧力鍋が使われるなど、生徒たちの工夫が伝わってきました。
 参加した富山県の高校生の一人(2年生)は、「温泉地を廻って温泉を採取したり、実験では失敗が続いたりと大変だった。実験結果を相手に伝える手段・手法などが勉強になった。他の高校の実験も参考になった」と話していました。
 その後、裏磐梯ビジターセンターへ移動し、火山活動が作り上げた美しい自然や保護の課題について学びました。同センター内のクーラーが、雪室に貯蔵した雪の雪氷熱エネルギーを利用して作動していると説明があると、生徒たちからの驚きの声が沸き上がりました。
 最終日は、柳津西山地熱発電所を見学し、福島県での充実したエネルギー学習を終えました。

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