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2014.10.02(木) 08:59 取材記事(教育旅行)栃木県の作新学院中等部が北塩原村などで宿泊体験学習を実施!

植物について説明を受ける生徒

雄大な大自然を散策

笑顔で雄国沼の木道を歩く

左から別所さんと奥村さん

 平成26年8月27日から29日までの2泊3日の日程で、栃木県の作新学院中等部の1年生149名が宿泊体験学習を北塩原村と猪苗代町で実施しました。同校は長年にわたって福島県内で宿泊学習を実施していましたが、震災後は本県での実施を一時中断。本県での宿泊学習は4年ぶりの再開となりました。宿泊学習は自然体験学習に加え、津波被災者から体験談を聴く震災学習などの時間が設けられました。
 取材に伺った28日は、生徒たちは北塩原村の雄国沼を散策しました。クラスごとに地元のガイドと一緒に歩き、道中の植物や森の成り立ち、沢を流れる水の水源などの説明を受けながら雄国沼を目指しました。往復で約10kmの道のりを生徒たちはしっかりとした足取りで歩いていました。雄国沼に到着した生徒たちは、雄大な大自然の絶景を目の当たりにし、感動と達成感の笑顔であふれていました。
 生徒たちにお話を伺ったところ、別所佑真さんは「栃木と比べて自然がいっぱいで良い場所だと思った。これから自然を大切にし、防災意識を持つようにしていきたい。今回学んだことを周りにも伝えていきたい」と抱負を語ってくれました。また、奥村美希さんは「普段山登りなどをしないので疲れたけれど景色が良く楽しかった。ホテルの食事も美味しい。明日の五色沼散策もとても楽しみ」と体験の感想を笑顔で話してくれました。

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