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2015.01.21(水) 14:14 取材記事(教育旅行)茨城県の水戸平成学園高校が南相馬市などで体験学習を実施!

洋上風力発電を眺める生徒たち

福島の食材を使った昼食

水力発電体験

半谷代表の講話を聴く生徒たち

 茨城県の水戸平成学園高校の生徒17名が、平成26年12月16日に復興体験学習のため楢葉町と南相馬市を訪れました。
 今回の体験学習は、社会科のスクーリング・特別活動として「南相馬ソーラー・アグリパーク」などを訪れ、福島県の津波被害と復興への取組を考えるという趣旨で実施されました。
 同日午前、楢葉町の天神岬スポーツ公園に到着した一行は、福島洋上風力天神岬展望台から世界最大級の浮体式洋上風力発電を眺め、再生可能エネルギーの学習をしました。
 その後、生徒たちは9月に全線再開通となった国道6号を北上し南相馬市を訪れ、地元の雇用を生み出すためにオープンしたばかりの食堂「おだかのひるごはん」で、地元野菜をふんだんに使った定食をおいしそうにほおばっていました。
 「南相馬ソーラー・アグリパーク」では、生徒たちは本物の太陽光発電所に入ってソーラーパネルの巡視点検や、水力発電と人力で発電を比較する体験学習を行い、その後同施設を運営する半谷代表から「福島での人材育成と復興」と題した講演を聴きました。
 大賀歩夢さん(3年生)は「被災地に足を運んだことがなかったので、この機会に来てみようと思った。災害当時のままの箇所もあり、テレビや映像で見たものとは違い、多くのことを体感した」と語っていました。また、作山友美さん(3年生)は「復興に向けて前向きに進んでいく福島の人々の姿を見てとても格好良いと思った。南相馬ソーラー・アグリパークでは将来の夢に繋がる話を聴くことができ参考になった。大切なのは自分からアイディアを出すことだという言葉が胸に残った」と感想を話してくれました。

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