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2015.01.30(金) 17:25 取材記事(教育旅行)熊本県立多良木(たらぎ)高校が二本松市などで修学旅行を実施!

「八重たん」もお出迎え  

スキーの基礎を学ぶ生徒

指導を受ける様子  

生徒会長の西さん

 熊本県立多良木(たらぎ)高校の2年生63名が、平成27年1月19日から22日まで修学旅行のためいわき市と二本松市を訪れました。同校が福島県で修学旅行を実施するのは初めて。被災地の復興支援と震災を経験した福島県から、多くのことを学ぶという理由で本県を修学旅行の地として選んだということです。行程初日の1月19日はいわき市の沿岸部を巡り、被災地の現状を視察するなど震災学習に取り組みました。
 その後、スキー研修を行うため二本松市に移動し、宿泊先となる岳温泉のホテルでは、九州地区から二本松市に修学旅行生が訪れるのが震災後初めてということもあり、福島県のマスコットキャラクター「八重たん」、地元観光関係者、旅館スタッフなど多くの方から盛大な歓迎を受け、生徒たちは大喜びの様子でした。
 翌20日朝からはあだたらスキー場でのスキー研修に臨み、初めてスキーを体験する生徒が多い中、インストラクターの丁寧な指導で、中には転んでしまう生徒もいましたが、午前中にはゲレンデを滑り降りるまでに上達しスキーを満喫していました。
 生徒会長の西風歩季(にしふぶき)さんに話を伺うと、「いわき市の海岸で黙祷を捧げた。復興はまだこれからというガイドの言葉に心を打たれた。スキーではゲレンデがとても広く雪がサラサラでとても滑りやすかった。寒い中入った宿の雪見風呂も最高だった」と感想を語ってくれました。
 22日までの4日間安達太良の大自然を満喫した生徒たちは、次の目的地・東京方面に元気な笑顔で向かいました。

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