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2015.02.09(月) 14:00 取材記事(教育旅行)熊本県立牛深高校が天栄村でスキー修学旅行を実施!

到着後、マスコットたちと記念撮影

大きな歓迎幕でお出迎え

スキーの前に集合写真

最初はバランスを取るのが難しく転ぶ生徒たち

 熊本県立牛深高校の2年生60名が修学旅行のため、平成27年1月19日から21日までの日程で天栄村を訪れました。同校の福島県内での修学旅行は初めて。
 修学旅行初日の19日、生徒たちは熊本県を出発し、東京都の浅草を散策した後、バスで本県入りしました。同日夜、天栄村のホテルに到着した一行は、福島県のマスコットキャラクター「八重たん」や歓迎幕を手にした職員らの出迎えを受け、更には九州では珍しい降りしきる雪も歓迎し、大きな歓声をあげていました。
 翌20日は、スキーを楽しみにしている生徒も多かったことから、予定を繰り上げてホテルを早く出発し近くのスキー場へ向かいました。スキーが初めての生徒も多く、最初はインストラクターの指導で基本動作となるストックの使い方や歩行練習などをしていました。少し慣れてきた頃に生徒へ感想を伺ってみると、田中美樹さんは「初めはなかなかバランスが取れなくて何回も転んだ。インストラクターからのアドバイスで滑れるようになった」と嬉しそうに話していました。
 また、同日夜には宿泊施設で東日本大震災で津波の被害に遭われた被災者から当時の状況を聴きました。生徒たちは天栄村での行程を終え、21日午後にはいわき市沿岸部の被災地を視察し、その後、次の訪問先である千葉県へ向かいました。
 後日、熊本に戻った生徒の皆さんから修学旅行の感想をいただいたのでご紹介します。茂越早帆さんは震災講話を聴いて「自然災害の怖さや家族・地域の方々の優しさ、そして何よりも命の大切さを実感した。本当は私たちが元気を与えないといけないのに、逆に励まされた。この大震災の教訓を私たちが次の世代に伝えていきたい」と福島での貴重な体験を今後に生かしたいとする心強いメッセージをいただきました。

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