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2015.02.27(金) 14:03 取材記事(教育旅行)福岡県久留米市立南筑高校が猪苗代町などで修学旅行を実施!

「ひでよくん」などによる歓迎

グループディスカッションの様子

集合写真

左から牛島由紀さん、田中誠大さん

 福岡県久留米市立南筑高校の2年生209名が、平成27年2月1日から5日までの4泊5日の日程で、郡山市、猪苗代町及びいわき市で修学旅行を実施しました。福岡県久留米市と福島県郡山市が姉妹都市になって40周年を迎えることから、これを契機として両市の歴史学習と復興支援を目的に本県を訪れました。
 修学旅行初日となる2月1日は郡山市の久留米開墾資料館などを見学し、明治の開墾時代から続く久留米市と郡山市のつながりを学びました。その後、生徒たちは、スキー研修に臨むため猪苗代町に移動し、宿泊先となるホテルでは、野口英世のマスコットキャラクター「ひでよくん」、地元観光関係者、ホテルスタッフなどから盛大な歓迎を受け、大喜びの様子でした。翌2日から3日までは猪苗代町でスキー研修が実施されました。
 取材に伺った4日、生徒たちはいわき市の沿岸部を視察し、津波の被害を受けた場所に実際に立ち、目を閉じ哀悼の意を表しました。また、宿泊先の同市常磐地区のホテルでは生徒たちはスタッフからの震災講話と、震災を経験した地元の方とのグループディスカッションに臨み、貴重な話にしっかりと耳を傾けていました。
 生徒会長の田中誠大(まさひろ)さんに感想を伺ったところ「グループディスカッションでは福島の方々のふるさとを思う気持ちや復興に向けた心の強さを感じ、遠い地に住む私たちと絆を深めることができた。卒業後もまた福島を訪れたい」と話してくれました。また、牛島由貴さんは、「視察した海岸は穏やかだった。ただ、多くの方が被災していると思うと胸が痛くなる。福島だけが苦しむのではなく、みんなで元気を取り戻したい」と本県に向けてエールを送ってくれました。

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