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2015.03.04(水) 16:30 取材記事(教育旅行)「関西・ふくしま大学生交流事業」で関西の大学生が来県しました!

相馬港の復興状況を視察

富岡町の被災状況を視察

いわき市の仮設住宅にて講話を聴く

取材をさせていただいた山下さん

 平成27年2月17日から19日まで2泊3日の日程で「関西・ふくしま大学生交流事業」が実施されました。この事業は、東日本大震災に伴う風評の払拭を図るとともに、関西地域と福島県の学生の交流を通じて福島県のこれからについて一緒に考えていくという趣旨で福島県が主催しました。3回目の実施となった今回は、関西の学生12名と本県の学生11名が共に県内を視察しながら意見交換を行いました。
 17日、大阪空港から福島空港に到着した関西地域の学生たちは、福島県の学生たちと合流し結団式に臨みました。空港ビル内では震災時の福島空港や航空会社の役割などについての講話を聴き、その後、その後バスで移動し福島市の「除染情報プラザ」や伊達市のモモ畑などで放射線や農産物の検査体制等についての説明を受けました。
 取材に伺った18日には、学生たちは津波の被害を受けた相馬港や富岡町の家屋などを地元のガイドから説明を受けながら視察し、いわき市では仮設住宅入居者からの被災時の話に驚きの表情を見せる場面も多く、避難生活での体験談を真剣な眼差しで聴き入っていました。
 関西大学2年生の山下唯衣さんは「被災地を実際に自分の目で見て、テレビを通して見るより衝撃的だった。関西の周りの人たちに伝えたい」と話してくれました。
 翌19日は、成果発表会を行った後、いわき市内の「県水産試験場」や「アクアマリンふくしま」などを視察し関西の帰路に就きました。

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