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2015.07.30(木) 14:30 取材記事(教育旅行)山形県の天童市立天童南部小学校が日新館見学と会津若松市内で自主研修!

日新館に到着した生徒たち

「什の掟」の講話

弓道の難しさを体感

自分だけの赤ベコ絵付けを体験中

 平成27年6月25日から26日の日程で、天童南部小学校の6年生93名が会津若松市内で修学旅行を実施しました。
 震災前から修学旅行先に福島県を選んでいた同校の岩井弘紀先生は「会津藩の厳しい幼年者教育を日新館で体験することで子どもたちに人を敬う気持ちや道徳心を身につけてもらいたい。また、市内で班別行動を実践することにより、時間を守ることや人と協力し合う大切さなど、教科書には載っていない生きる力を学んでほしい」と話してくれました。
 天童織田藩が設立した藩校「養正館」の学区内にある同校の児童たちは、養正館同じ藩校である日新館の見学をとても楽しんでいる様子でした。また、「什の掟」を説く講話では、自ら正座をして、当時の会津藩の幼年者教育の話に聞き入っていました。
 児童の吉田迅(ヨシダハヤテ)さんは「昔の人は厳しいルール(什の掟)を守っていてすごいと思った」と話し、鎌上侑花(カマカミユウカ)さんと田宮瑞歩(タミヤミズホ)さんは「新選組や白虎隊に興味があるので、日新館はとても勉強になった。日新館の建物や講話がとても迫力があった」と話してくれました。
 その後、5~6人が1班となった班別研修を行い、市内の施設で体験学習を行いました。赤ベコの絵付け体験をした児童たちは「かっこよくして部屋に飾りたい!」「きれいに仕上げたい!」と、それぞれの気持ちをこめて絵付けを楽しんでいる様子でした。
 岩井先生は「歴史のある町で、伝統・文化に触れることができた。街も整備されているので安心して有意義な修学旅行を行うことができた。子どもたちにはここで学んだことを天童に持ち帰り、生活に活かしてほしい」と語ってくださいました。

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