> ニュース&トピックス > 2016.11.25(金) 19:43 茨城県立三和高校がオーガニックコットンの収穫ボランティアと震災学習でいわき市を訪問。
[日程]
平成28年10月25日
[学校名・学年・人数]
茨城県立三和高等学校 2学年 136名
[来県市町村]
いわき市
[本県を訪れた目的]
一人一人が輝く活力ある学校づくり推進事業の一環で、※オーガニックコットンプロジェクトの収穫ボランティアと、アクアマリンふくしまでの震災学習のために来県した。
[取材内容]
午前中はオーガニックコットンの収穫ボランティアへ参加し、快晴の中、広い畑に植えられたコットンを丁寧に収穫した。生徒たちは袋いっぱいに収穫したコットンを持ちながら、達成感にあふれていた。
午後はアクアマリンふくしまで震災学習を行い、職員の説明や東日本大震災当日の津波の映像を交え、同館の被害状況や再オープンまでの歩みを学んだ。メモを取りながら集中して話に聞き入る生徒の姿も見られた。
[生徒のコメント①]
「福島は震災で大きな被害があったにも関わらず、現地の人々は明るく元気で、復興への強い気持ちを感じた。オーガニックコットンは初心者でも簡単に収穫ができるので、楽しみながら研修ができた。少しでも福島県の復興に貢献することができて嬉しい。今後も自分ができることを考え、積極的にボランティアに参加していきたい。」
(4組 山本琳久さん)
[生徒のコメント②]
「アクアマリンふくしまでの震災学習で見た津波の映像が印象に残った。車や船が流されてしまうほどの津波を受けても、職員の皆さんが一丸となり、明るく楽しい水族館を復活させたことに感銘をうけた。その姿から、何事にもあきらめずに協力して生きる大切さを学んだ。」
(3組 大嶽祐希奈さん)
[先生のコメント]
「オーガニックコットン収穫では、生徒もいきいきした様子で体を動かし、アクアマリンふくしまでは、津波の実被害を映像と講話で学習することができた。今回の研修は、生徒ひとりひとりが震災について改めて考え、防災意識を高めるきっかけになった。さらに、震災を乗り越えた人々の志や絆にふれて、より震災を身近に感じることができたと思う。今回の研修を通して、過去の経験を風化させずに、常に“人々のために自分たちに何ができるか”を考えて生活できる人間になってほしい。」
(松本直紀先生)
※オーガニックコットンプロジェクト:東日本大震災と原子力発電所事故の被災地から新しい希望を生み出したいとの思いでスタートした活動。
[今回の訪問場所について]
・オーガニックコットンボランティア(ふくしまオーガニックコットンプロジェクト:NPO法人ザ・ピープル)
http://npo-thepeople.com/
・アクアマリンふくしま
http://www.marine.fks.ed.jp/index.htm
[写真]
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