> ニュース&トピックス > 2016.12.26(月) 09:40 台湾の高校10校が来県。福島南高校との学校交流と福島県内視察を実施。
[日程]
平成28年12月7日~10日 (3泊4日)
[来県市町村]
福島市、北塩原村、猪苗代町、会津若松市、三春町、いわき市、南相馬市
[学校名・学年・人数]
台湾の高校10校 高校生20名(各学校の代表生徒)
[本県を訪れた目的]
福島県では、国際教育旅行を誘致するため、台湾の教育旅行関係者を招聘し、東日本大震災後の福島県の現状を正しく理解していただき、今後、福島県での教育旅行の実施にあたって、台湾の生徒たちに視察していただきました。
[取材内容] 取材日:平成28年12月8日
台湾の台北、台中、高雄など、台湾全土から来県した生徒と福島南高校生の交流会が行われ、お手玉、じゃんけん、折り紙など日本の文化を通じたコミュニケーションを図り、日頃の学校での過ごし方などについて英語と日本語で情報交換が行われた。
◯先生のコメント
「福島県の高校生と交流したことや、訪問箇所で学んだことは生徒にとって全て新鮮なことであり、貴重な体験となった。放射能を心配する保護者には説明会を開き、納得していただいたうえで実現することができたため、より一層思い入れがある。今回、福島県を訪れたことで、更に日本が好きになり福島県の楽しみ方も知ることができ、また訪れたい」
(國立馬公高級中學 楊進興 先生)
◯台湾側生徒のコメント
「震災後の福島県の復興状況に大変興味があったため、自ら参加したいと手を挙げた。福島県を訪れる前は、悲惨な状況が今も続いているか心配だったが、住民の方が普段通りの生活をしていたため驚いた。会津若松市では白虎隊の話が強く印象に残り、会津の武士の心に感動した。次回、福島県を訪問した際は、他の場所も見たい。」
(國立豐原高級中學 朱玫玫さん)
◯本県生徒のコメント
「お手玉やじゃんけんなど、日本の文化に触れてもらえて嬉しい。普段学んでいる英語は、台湾の学生と発音が違い、会話に苦慮することもあったが、楽しく交流できた。将来は通訳士になりたいと考えているため、更に勉強を重ね、国際交流に積極的に参加していきたい」
(県立福島南高校 1年 渡辺 菜津美さん)
[写真]
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