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2017.03.24(金) 18:54 取材記事(教育旅行)福岡県立鞍手高校が修学旅行で来県! スキー研修と震災講話で仲間との絆を深める体験となりました。

スキー研修スタート

バランスのとり方が難しい!

安心してゆったり使えるゲレンデ

最後は笑顔でスキーを満喫

[本県日程]
平成29年1月23日~25日(2泊3日)
全体は1月23日~27日(4泊5日)

[学校名・学年・人数]
2学年 200名

[来県市町村]
二本松市

[本県を訪れた目的]
2年生が修学旅行の震災学習、スキー研修のために来県した。
3年生への進級を前に、震災講話(富岡3・11を語る会)により社会問題への関心を高め、スキー研修で団結力や絆を深めることが目的。

[取材内容]取材日:平成29年1月24日
広々としたコースでスキー研修に励む生徒たち。不慣れな動きに転んでしまう生徒もいましたが、生徒同士、声をかけあって元気に取り組んでいました。時折冷たい風が吹いても、疲れを感じさせず、はつらつとした様子でスキーを楽しんでいました。

○生徒のコメント
「スキーでは雪質がよく、スムーズに滑れた。パウダースノーを初めて体感。雪の粒の細かさに驚いた。また、ホテルの方やインストラクターの方がとても親切で、福島の人のあたたかさを感じた。滑れなかった友達も徐々に滑れるようになって、みんなで目標に到達することが出来、楽しかった。」
(図師貫太郎さん)

「震災講話では、震災後、原発事故の影響で周辺にあった高校の廃校が続いている現状を知った。自分の通っていた高校が元の場所に戻れず無くなってしまう現実は、同じ高校生として耐え難い辛さを感じた。今年鞍手高校は100周年を迎えるが、改めて有難さを感じ、支えてくださった方々に感謝しなくてはいけないと実感した。」
(小池智央さん)

○先生のコメント
「生徒たちも生き生きとした表情で、研修に取り組めている。安心して研修に取り組めるのも、ホテルやスキースクールの方々の協力があったからこそだ。計画の段階から福島県の受入関係者の皆様には、福島が安全であることや、現地の正しい情報を提供していただき、大変感謝している。」
(矢山仁先生)




[今回の訪問場所について]
・あだたら高原スキー場
http://www.adatara-resort.com/ski/

[写真]

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